レーシング・ポイントF1、RP20の裁定に対する控訴を取り下げ
FIAは、ルノーF1が抗議したレーシング・ポイント R20のリアブレーキダクトに関して、競技規約に反する設計プロセスを採用しているとして40万ユーロ（約5000万円）の罰金とコンストラクターズ選手権における15ポイントの剥奪という罰則を科した。
その裁定は競技規則への違反であり、技術規則には違反ではないため、レーシング・ポイントは残りのシーズンも該当ブレーキダクトを使用できる。そのため、ライバルはペナルティの寛大さに異論を唱え、ルノーとフェラーリは控訴。レーシング・ポイントも同様に控訴していた。
しかし、その後、新コンコルド協定への合意を機にルノーが控訴を取り下げ、レーシング・ポイントもそれに続くことになった。。
現状では、フェラーリはまだ控訴を取り消しておらず、訴訟を継続するを決定することになる。
「チームが合意した決議を歓迎している。また、FIAがリステッドパーツとノン・リステッドパーツに関するルールの必要な明確化を提供してくれたことを嬉しく思う」とレーシング・ポイントの声明で語った。
「スチュワードと上訴プロセスに関与するすべての当事者は、規制が明確にされていないと認識し、我々は意図的に違反はしていないという認識だった」
「レギュレーションに関する曖昧さが解消された今、我々はスポーツのより広い利益のために控訴を撤回することを決定した」
「この問題は我々と他のチームの気を散らすものだったが、今や我々と他のすべての人は、激しくレースし、世界中の何百万人ものF1ファンに興奮とエンターテイメントを提供するという我々全員がしていることに専念することに戻ることができる」
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