レーシング・ポイントF1 「マシンの理解度が増せばさらに速くなる」
レーシング・ポイントF1チームは、開幕2戦で新車RP20の理解度を深めたことにより、2020年のF1世界選手権 第3戦 F1ハンガリーGPではより競争力を発揮できると期待している。

レッドブル・リンクでの開幕2戦でのサプライズはレーシング・ポイントF1チームだった。昨年のメルセデスのタイトル獲得マシンに酷似した“ピンクメルセデス”は、これまでのストレートの速さに加えて、コーナーでの安定性も手に入れて、オールラウンドな一台として誕生した。

第2戦F1シュタイアーマルクGPでは、セルジオ・ペレスが6位、ランス・ストロールが7位とダブル入賞。特に17番グリッドからスタートしたペレスは、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)とのバトル中の接触がなければ、アルボンを抜いて4位でフィニッシュしていたのは確実であり、予選に失敗しなければ、さらに上位を目指せていたかもしれない。

さらに空力コンセプトを一新したレーシング・ポイントF1は、まだマシンの理解度を高めている段階であり、今後シーズンが進むにつれてさらにパフォーマンスを発揮できると考えている。

レーシング・ポイントF1のチーム代表を務めるオトマー・サフナウアーは「レッドブル・リングよりも我々に適したサーキットはいくつかあるし、そうすれば我々はさらに近づけるだろう」とコメント。

「どれくらいか? わからない。それは難しい質問だ。今のところ、レースでのスピードがいいことにとても満足している。だが、まだ学ぶべきことはたくさんあるし、レース週末のはまだ最適化されていない」

オトマー・サフナウアーは、超多忙なプログラムにも満足していると語る。

「ホンダF1時代には、シーズンのある時点が来ると、次のシーズンにフォーカスを移し、現在のマシンをアップデートしなかったということを覚えている。最終的に4~6戦でアップデートがなければ、多くのことを学び、より速くなりる。金曜日に走れば走るほどセットアップについて学ぶことができる」

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カテゴリー: F1 / レーシングポイント