F1ポルトガルGP:125件のタイム抹消でトラックリミットを変更
F1ポルトガルGPの金曜日の2回のフリープラクティスではターン1とターン4で合計125件のトラックリミット超過によるタイム抹消が発生。これを受け、FIA(国際自動車連盟)は土曜日からアルガルベサーキットのトラックリミットが変更されている。

ターン1とターン4のトラックリミットは時に厳しく、サーキット端にある白線をマシンが完全に超えるとドライバーのラップタイムは抹消されていた。

その結果、金曜日には、グリッド上のすべてのドライバーがFP1またはFP2で少なくとも1回のタイム抹消を経験。ターン1で43件、ターン2で82件のタイムが抹消された。

土曜日のFP3に先立ち、FIAはターン1、4、15のトラックリミットが変更されたことを示す文書を発行。

今後、ターン1と4では、ドライバーがコースを離れ、それらのコーナーの出口にある赤と白の縁石を超えた場合にのみタイムが削除される。

ただし、ターン15(最終コーナー)でのトラック制限ははるかに厳しくなる。

「クルマのどの部分もトラックに接触していない」場合、ドライバーは現在および次のラップタイムを削除される。

厳しいトラックリミットの問題にもかかわらず、メルセデスのルイス・ハミルトンやフェラーリのシャルル・ルクレールなどのドライバーは、金曜日のセッションの後、アルガルベ・サーキットを称賛する言葉を並べている。

シャルル・ルクレールは「トラック自体は素晴らしい!」と述べ、ルイス・ハミルトンは「起伏は素晴らしい。どこに行くのかわからないところがたくさんある。ターン8の出口では、しばらくの間空を見ているが、丘の向こうに何があるのかわからない。また、ターン11に入るとまた自分がどこにいるかわかなくなり、突然、どこからともなく出口に到達する」

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カテゴリー: F1 / F1ポルトガルGP