F1 ブラジルGP 決勝
ピレリが、2018年のF1世界選手権 第20戦 ブラジルGP 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。

僅差の優勝争いと、スタートからフィニッシュまで数々のオーバーテイクが展開されたブラジルグランプリは、上位3チームが3種類の異なる戦略的アプローチを採ったエキサイティングなレースとなった。最終的には、トップ6が5種類の異なる戦略を実行し、中団グループ以降でも広範囲に渡る戦略が展開された。

メルセデスのルイス・ハミルトンが、スーパーソフト-ミディアムと繋ぐ1ストップ戦略で優勝した。一方、周回遅れのマシンとの接触まで首位を走っていたレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、スーパーソフト-ソフトと繋ぐ1ストップ戦略を採った。また、チームメイトのダニエル・リカルドも同じ戦略で、グリッド降格ペナルティによる11番グリッドのスタートから4位を獲得した。

トップ10グリッド中、唯一ソフトタイヤでスタートしたフェラーリは、キミ・ライコネンがミディアムへと繋ぐ1ストップ戦略で3位を獲得し、セバスチャン・ベッテルが全3種類のコンパウンドを使用した2ストップ戦略で6位フィニッシュした。チェッカーフラッグ時、トップから4位までの差はわずか5秒だった。

印象的なパフォーマンスを見せたもう一人のドライバーは、ザウバーのシャルル・ルクレールだった。ハミルトンと同じ戦略を採ったルクレールは、予選で獲得した7番グリッドのポジションを最後まで維持した。

マリオ・イゾラ (ピレリ カーレーシング責任者)
「予測通り、昨日よりも気温が上昇したことで、ブリスターの発生が散見されました。ブラジルグランプリは、戦略だけではなく多様性に富んでいた点において、今シーズンでもっとも魅力的なレースの一つとなりました。広範囲に渡るアプローチにも関わらず、トップチーム間で接戦が繰り広げられ、数多くのホイール・トゥ・ホイールの闘いが見られました。これこそが、我々がFormula 1で目指していたもので、ドライバーたちは、勝利のために、ペースのマネージではなくハードにプッシュし続けていました。レッドブルとマックス・フェルスタッペンは、特にタイヤを上手く使い、軟らかい2種類のコンパウンドによる1ストップ戦略で勝利に値する一貫したペースを見せていました。ルイス・ハミルトンの優勝によって、今年のコンストラクターズタイトル獲得を決めたメルセデスを祝福します」

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ピットストップ戦略:
ルイス・ハミルトンが、我々が予測した1ストップ戦略で優勝しました。スーパーソフトでスタートしたハミルトンは、19周目にミディアムへ交換しました。我々の予測よりもピットストップのタイミングが早くなった主な理由は、前日までよりも路面温度が上昇したことでデグラレーションレートが高くなったためです。

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カテゴリー: ピレリ | F1ブラジルGP