F1日本グランプリ
ピレリが、F1日本グランプリの決勝レースを振り返った。

数多くのオーバーテイクと多彩な戦略が展開された日本グランプリは、例年通りの見応えあるレースで、上位3名が採用したソフト-ハード-ハードと繋ぐ2ストップ戦略が主流となった。

ポールポジションから完璧なスタートを決めたニコ・ロズベルグが、その後もレッドブルの「アンダーカット」によるポジションアップを抑えて優勝した。

チームメイトのルイス・ハミルトンは、トラックポジションを上げるべく、やや長めのスティントを走行し、スタート直後に8位まで順位を落としながらも3位でフィニッシュした。

最終ピットストップを終えた時点で、ルイス・ハミルトンはセバスチャン・ベッテルを抜いて3位に浮上しました。セバスチャン・ベッテルはソフトタイヤを最終スティントに選択した。耐久性の高いハードタイヤに交換したルイス・ハミルトンは、レース終盤、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとの2位争いを繰り広げ、フィナーレを盛り上げた。

全ドライバーが2ストップ戦略を使用したわけではなく、ウィリアムズのバルテリ・ボッタスとフェリペ・マッサは、ともに1ストップ戦略でポイントを獲得している。ルノーとザウバーのドライバーたちも1ストップを採用した。

スタート時、トップ10グリッドのドライバーたちはソフトを、そして1ストッパーはミディアムまたはハードを装着するなど、全3種類のスリックコンパウンドがグリッド上に登場した。フォース・インディアのみが、レース中に全3種類のスリックコンパウンドを使用した。

ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
「全3種類のスリックコンパウンドが戦略に幅広い選択肢を提供し、数多くのオーバーテイクと戦略を見ることができました。ドライウェザーで、セーフティーカーの登場機会も無かったことで、2ストップ戦略が主流となりました。しかし、シーズン中でも屈指のタイヤへの負荷が高い鈴鹿で、1ストップ戦略も機能していました。今年のコンストラクターズタイトルを獲得したメルセデスを祝福したいと思います」

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カテゴリー: F1 / ピレリ / F1日本GP