ピレリ
ピレリが、F1シンガポールGPの予選を振り返った。

F1シンガポールGPの予選では、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、P Zero レッド・スーパーソフトで1分43秒855を叩き出し、ハイブリッド世代で初めて、メルセデス・パワーユニット以外でのポールポジションを獲得した。

セバスチャン・ベッテルのタイムは、昨年のポールタイムよりも1.8秒速いものだった。

フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネン、レッドブルのダニエル・リカルドは、P Zero イエロー・ソフトのみでQ1を突破した。セバスチャン・ベッテルは、この3名中ではトップで、Q1全体では3番手のタイムを記録した。サーキットのレイアウトが2014年からわずかに変更されているとはいえ、昨年のポールタイムは、Q1の序盤で既に更新された。

Q2以降、全ドライバーが、ソフトよりもラップあたり約1.5秒速いスーパーソフトのみを使用した。フェラーリとレッドブルは、ここでも素晴らしいペースを発揮し、セバスチャン・ベッテルがダニール・クビアトを抑えてQ2のトップタイムを黒くした。夜間照明下のQ3で、セバスチャン・ベッテルが、新品スーパーソフトを使用した2回目のランでポールポジションを決定付けた。

フェラーリがワンツーとなった最終フリー走行(FP3)では、セバスチャン・ベッテルが、スーパーソフトタイヤを使用して、2位に約0.5秒差をつけるトップタイムを記録した。例年通り、高い温度を伴う暑い路面コンディションとなり、気温は30℃、路面温度は33℃だった。

ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
「戦略が重要となる、シーズン中でも屈指のスリリングな予選でした。セッションの進行ととっもに温度が下降していくため、路面温度が明らかに影響を及ぼしました。いつも通りではない予選結果によって、明日はエキサイティングな決勝になりそうです。シンガポールには、他のグランプリとは異なる点が数多くありますので、必ずと言っていいほど、1つか2つのサプライズが起こります。今日も、素晴らしい夜間照明の下でサプライズが見られました」

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カテゴリー: F1 / ピレリ / F1シンガポールGP