ピレリ
ピレリが、F1イタリアGPの決勝レースを振り返った。

メルセデスのルイス・ハミルトンが、ソフトからミディアムへ繋ぐ1ストップ戦略でイタリアグランプリをポール・トゥー・ウィンで制し、ドライバーズ選手権でのリードを広げた。

メルセデスでの50戦目を優勝で飾ったルイス・ハミルトンは、全フリー走行セッションで最速タイムを記録し、予選ではポールポジション獲得、決勝ではファステストラップも記録した。決勝での2位との差は25秒だった。

上位10名は1ストップ戦略を採用し、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ハミルトンと同じ戦略で2位を獲得した。大半のドライバーが、ソフトタイヤでスタートし、ミディアムへ交換する戦略を採った。レッドブルのダニエル・リカルドは、ミディアムでスタートしたドライバー中の最上位だった。グリッド降格ペナルティーにより、19番グリッドからスタートしたダニエル・リカルドは、ミディアムからソフトへ繋ぐ戦略で8位を獲得した。

フェラーリのキミ・ライコネンは、スタートの出遅れによって最後尾まで順位を落としたものの、ソフト-ミディアムの戦略を使用して5位でフィニッシュする印象的な走りを見せた。

ルイス・ハミルトンがトップの座を独占した中、2位以下では僅差の戦いが展開され、ポイント獲得圏内の多くの順位がファイナルラップで確定した。

ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
「いつも通り、シーズン中で最も熱狂的なファンが醸し出す雰囲気の中、素晴らしいレースが展開されました。まさにモンツァは、Formula Oneの象徴的な舞台です。メルセデスのルイス・ハミルトンは、完璧な戦略に則った模範的な走りで勝利を手にしました。摩耗とデグラデーションが大きいレースであったにも関わらず、1ストップ戦略がデフォルトの選択肢となり、2位以下でも素晴らしい戦いぶりが見られました」

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カテゴリー: F1 / ピレリ / F1イタリアGP