ピエール・ガスリー アルピーヌF1チームとの契約を2028年まで延長

29歳のガスリーは2023年シーズンからアルピーヌに加入し、これまでに2度の表彰台を獲得。昨年はチームがコンストラクターズ選手権で6位を確保する上で重要な役割を果たした。
当初、彼の契約は来季末で満了する予定だったが、両者はさらに2年間の延長を望み、今週末のイタリアGPを前に正式に契約書に署名した。
アルピーヌは声明の中で「この契約はピエールのアルピーヌへのコミットメントを再確認するものであり、フラビオ・ブリアトーレの指導の下、ルノーグループ新CEOフランソワ・プロヴォストの全面的な支援を受けて、2026年以降の新レギュレーション時代に向けてチームを牽引するドライバーとしてのアルピーヌの信頼を確固たるものにする」と述べた。
ガスリーは「アルピーヌと長期的な未来を約束できることにワクワクしている。フランス人として、フランスの自動車メーカーで走ることは特に誇らしいことだ」とコメント。
「2023年に加入して以来、このチームこそ未来に向けているべき正しい場所だと常に感じてきた。フラビオのサポートと信頼、フランソワのF1プロジェクトへのコミットメント、そしてエンストンにいる人々のおかげで、これは自然な決断だった。これからもここに留まり、我々の共通の目標──レースに勝ち、世界選手権を制する──を実現したい」
「我々は皆、一丸となっているし、この特別な物語を続けていくのを楽しみにしている」

アルピーヌのエグゼクティブ・アドバイザーであるフラビオ・ブリアトーレもガスリーを称賛した。
「私がチームに復帰して以来、BWTアルピーヌF1チームの競争力を構築し、成長させることがいかに重要かを常に強調してきた。我々は2026年から始まる新時代のF1に向けて十分に準備が整っており、未来に向けてチームを率いるリードドライバーを確保できた」とブリアトーレはコメント。
「ピエールはこの困難な時期にチームにとって非常に大きな財産となってきた。彼の姿勢、献身、才能には非常に感銘を受けており、このプロジェクトを長期的に一緒に続けていくことを楽しみにしている」
なお、来季以降のガスリーのチームメイトはまだ不明で、現在はフランコ・コラピントが彼の隣のシートを務めている。
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