ピエール・ガスリー、予選の進路妨害でF1スペインGP決勝で6グリッド降格
ピエール・ガスリー(アルピーヌF1チーム)は、2023年F1第8戦スペインGP予選で4位と健闘したが、日曜日の決勝グリッドは6グリッド降格となった。

ガスリーは、予選セッション中にマックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツの走行を別々に妨害したとして、F1スペインGPのスチュワードから2つの3グリッドペナルティを科された。

スチュワードが見る限りではどちらのケースも、明確な違反行為だった。

Q1の最初の事例では、ガスリーはターン13でサインツをブロックし、オフィシャルはフランス人が「55号車(サインツ)が後ろにいることを認識していたが、高速デルタと55号車と16号車(シャルル・ルクレール)が接近していたため、割り込みを避けるために何もできないと感じた」と指摘している。

しかし、スチュワードはガスリーがフェラーリドライバーのペースを妨げないようターン13出口でさらに右に移動することも可能だったと判断した。

Q1で起きた2つ目の事例では、スチュワードはアルピーヌF1チームが「後続車がスローラップを走行していることを伝えていたのに、1号車(フェルスタッペン)の接近について(ガスリーに)適切な警告を与えなかった」と判断した。

不運な結果に終わったものの、ガスリーは10番グリッドからスタートする日曜日のレースに向けて、気を引き締めて臨むことを誓った。

「明日は妨害行為によるペナルティが科されたため、2列目からスタートできないのは本当に残念だ」とガスリーは語った。

「トラフィック、車同士の接近、高速の最終コーナーなど、非常に不運な状況だったと思っている」

「でも、それを受け入れて前に進み、明日のレースに向けて気を引き締めていかなければならない。まだ強いレースができると分かっている」

ピエール・ガスリー アルピーヌF1チーム スペインGP

制裁を乗り越えたガスリーは、モナコGPに続き、スペインGPでも好調なチームのパフォーマンスに満足している。

「今シーズンの予選で一番良かったので、チームにはとても満足していると言わなければならない」とガスリーは語った。

「この数週間、僕たちが見せてきた進化に満足している」

「まだシーズン序盤で、毎週末、チームのことを学んでいるところだ。、彼らも僕自身のことを学んでいる。物事をまとめることが重要だ」

「毎週末、一歩ずつ前進していると実感している」

ガスリーのチームメイトで予選7番手だったエステバン・オコンは、F1スペインGPを5番グリッドからスタートする。



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カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / F1スペインGP / アルピーヌF1チーム