ピエール・ガスリー、レッドブルF1との不仲説を否定「関係は良好」
ピエール・ガスリーは、“レッドブルF1の数人に嫌われている”と語ったポール・ディ・レストに反論。レッドブルとの間に問題はないと語った。

昨年、ピエール・ガスリーはレッドブル・レーシングに昇格を果たしたが、期待された成績を残すことができなかったとして、シーズン途中にトロロッソ(現アルファタウリ)に降格させられた。

だが、アルファタウリ・ホンダF1で復調したピエール・ガスリーは、今シーズンのスターパフォーマーの一人となっている。11戦で7回の入賞を果たしたガスリーは、F1イタリアGPで初優勝を挙げ、53ポイントを獲得してドライバーズランキングで10位に位置している。

その一方で、ピエール・ガスリーに代わってレッドブル・レーシングに昇格したアレクサンダー・アルボンがパフォーマンスを落としていることもあり、レッドブルは再びドライバーを交代すべきだという論調が多くみられている。

だが、レッドブルF1はあくまでアレクサンダー・アルボンの継続に固執しており、ピエール・ガスリーは昇格候補ではないと断固として主張している。

元F1ドライバーで Sky Sports F1 のコメンテーターを務めるポール・ディ・レスタは、ピエール・ガスリーが昇格できないのは“レッドブル内の数名と不仲”であるためだと語った。だが、ディ・レスタは誰とどのように不仲であるかについては語っていない。

だが、ピエール・ガスリーはそれを否定。レッドブルとの関係は旅行だと語った。

「僕は非常に正直な人間だし、思ったことは言う。常に見解や意見を共有できるとは限らない」とピエール・ガスリーは Formula1.com に語った。

「でも、僕は物事を忘れる人ではない。彼らが僕にしてくれたことを本当に敬意を払い、本当に感謝している」

「僕がここまでたどり着くために助けてくれた人々がいることは分かっている。レッドブルがいなければ、僕は今日の場所にいないかったことは分かっている。

「でも、昨年の出来事の後の6か月間はまったく別のストーリーだった」

「「私が特定のことを異なる方法で行うのと同じくらい、彼らも異なることを行うと確信している」

「(当時のトロロッソに)戻ったとき本当にベストを尽くしたいと思ったし、ベストな方法でパフォーマンスを発揮したいと思っていた。それは思った以上にうまくいったと思う。だから、良かったと思っている」

「でも、トロロッソでの最初の1年が素晴らしかった後、彼らのところに再び戻ったとき、自分がパフォーマンスを発揮できることを示すことも重要だった」

「僕の周りに必要なものがあれば、同じようにパフォーマンスを発揮できていたと思う」

「レッドブルとの関係はまだ良好だし、すべてが良好だった。あの6か月だけが別のストーリーだった」

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カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / スクーデリア・アルファタウリ