ピエール・ガスリー 「序盤戦にむけた準備はかなり整っている」 / アルファタウリ・ホンダ F1オーストラリアGP プレビュー
アルファタウリ・ホンダのF1ドライバーであるピエール・ガスリーが、2020年のF1世界選手権の開幕戦となるF1オーストラリアGPへの意気込みと舞台となるアルバート・パーク・サーキットについて語った。

昨年、レッドブルのF1ドライバーとしてシーズンを迎えたピエール・ガスリーだが、夏休み後にトロロッソに降格。だが、古巣でパフォーマンスを取り戻したガスリーは、F1ブラジルGPで2位表彰台を獲得するなど、好調でシーズンを終えた。

今年、アルファタウリに名前を変えたチームでシーズンを迎えることになったピエール・ガスリーは、序盤戦にむけてポジティブな感触を得ていると語る。
「過去に比べてテストの日数が2日間少なかったけど、バルセロナテストはうまくいったし、全体として最初の数レースの準備はかなり整っていると思う。僕たちはAT01の初期の理解を深めることができた」とピエール・ガスリーはコメント。

「ガレージで少し時間を過ごしたある朝を除いて、走行時間にほぼ中断はなかった。信頼性は非常に良好で、パフォーマンスは適切な領域にあるようだ。今年僕たちが設定した目標を達成するためにはまだマシンでやるべきことがたくさんあるけど、シーズン開幕に向けてとてもポジティブだ」

「レギュレーションがしばらく安定していることによって、全体的に信頼性が以前よりも向上しているのは事実だけど、それでも複雑なプロセスだ。たとえば、3基のパワーユニットだけでシーズン全体を走らなければならない。そうしないとペナルティが発生しる。それは、すべてのレースでPUをどれだけプッシュできるかに影響を与える。すべてのマニュファクチャラーにとって、シーズンを通して競争力を持って走ることは課題だ。現時点では到達したレベルに満足している。マシンは改善したけど、2020年にやりたいことを本当にできるようにするには、さらにパフォーマンスを見つける必要がある。昨年に比べて空力に関しては一歩前進したけど、シーズンを通してもっと多くのポテンシャルがあることはわかっている」

「オーストラリアではもう少し明確なアイデアが得られるだろう。テストは単なるテストだし、アルバート・パークのトラックはバルセロナとは非常に異なるからね。ストリートトラックで、グリップレベルが非常に低く、非常にバンピーなので、冬季テストとはまた違った勢力図が示される場合がありる。はっきりしているのは、ミッドフィールドが再び非常にタイトになり、昨年よりも少し拮抗するということだ」

「メルボルンはユニークなイベントだ。初レースだし、全員が長い間それを待ち望んでいた。『全員でズボンを落として、自分たちが持っているものをみんなに見せるときだ!』と言えるかもね! 全員がが完全に全開で走るのは初めてだし、ほとんどグリップのないコーナーの組み合わせはバルセロナとは大きな変化だけど、それに適応するかは僕たち次第だ。過去3か月間、レースをとても恋しく思っていたので、再びレースをするのは本当に楽しみにしている。長いシーズンになるし、現在のウイルスの状況を考えれば、できるだけ多くのレースができることを願っている」

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カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / ホンダF1 / F1オーストラリアGP / スクーデリア・アルファタウリ