F1 ピエール・ガスリー ホンダF1
ピエール・ガスリーは、今年から加入するレッドブル・レーシングでこれまでのホンダとの経験がマックス・フェルスタッペンに対してそれほど大きなアドバンテージをもたらすとは考えてないと語る。

ホンダは2018年にトロロッソに単独でF1パワーユニットを供給していたが、今年からレッドブル・レーシングもそこに加わり、2チームへと供給を拡大する。そして、ピエール・ガスリーはルノーに移籍するダニエル・リカルドの後任としてレッドブル・レーシングに加入する。

ピエール・ガスリーは、スーパーフォーミュラ、そして、トロロッソ・ホンダでのシーズンを通してホンダと仕事をしてきた経験があるが、それらの利点はクルマに乗っているときではなく、コース外で感じることになるだろうと語る。

「経験がどれくらいのものをもたらすかを正確に言うのはいつだって難しい。信頼、自信という点が大きいと思うし、チームと仕事をしたことで、彼らはフィードバックという点で僕からどのよなものを期待できるかわかっている。僕が意味することは、特定の問題や状況に直面したときに、僕はそれらの改善を望むということだ。だから、コミュニケーションという点でそれがチームにとって明らかに有益な主なポイントだと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

「ドライビングという点では、何度も言ってきたように、F1のレベルでは3周もすればマックスはトルク配分、エンジンのドライバビリティなどを完全に把握すると思う。だから、大きく変わることはないだろう。でも、日本人との仕事の仕方という部分の方が大きいし、明らかにそれは良いことだ」

トロロッソとホンダのパートナーシップは大部分が成功だと見なされているが、ピエール・ガスリーは、両者がお互いに多くのことを学び、新しいペアが本当にうまく機能するには時間がかかったと認める。

「本当に信頼を築くためにはリスペクトと信頼を示す必要がある人々もいる。最初に彼らと仕事をし始めるときは常に少しよそよそしい感じがするものだし、お互いを知る必要がある。

「明らかにシーズンを通して彼らの側が心を開いていくのを見ることができたし、僕たちは同じ目標のために一緒に働くための信頼を彼らに与えることができた」

「彼らは前年のマクラーレンとのかなり難しい状況から来ていたので、序盤の彼らは少し尻込みしていた。彼らはシーズンを通して良くなっていたし、今は彼らとの関係に本当に満足している」

マックス・フェルスタッペンもホンダとのコミュニケーションについては心配していないと語る。

「あまり必要だとは思っていない。彼らが非常に速いエンジンを届けてくれれば、残りは問題はないと確信している」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「コミュニケーションという点では、もちろん、異なる文化だけど、サーキットにいるホンダの人々は全員が英語を完璧に話している。僕たちのチームにはそこを十分にケアできる人々がいると思う。改善できることは、スムーズに行かなそうなことがあれば、それを示さなければならないけど、もちろん、そこは英語で容易にコミュニケーションできる。そのために日本語で話す必要はないと思う」

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