F1 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ
ピエール・ガスリーは、2018年F1シーズンにおけるトロロッソ・ホンダのコンストラクターズ選手権9位という成績はチームの“すべのポテンシャル”を反映したものではないと考えている。

トロロッソは2018年からホンダをF1エンジンパートナーに迎えた。マクラーレンと悲惨な3シーズンを過ごしたホンダだが、冬の間に堅実なパフォーマンス向上を果たし、トロロッソ・ホンダは第2戦バーレーンGPでピエール・ガスリーが4位入賞を果たす有望なシーズンのスタートを切った。

しかし、ミッドフィールドのライバルが開発面で強力な進歩を果たすなか、トロロッソはシャシーアップグレードに失敗して徐々に後退。ザウバー、そして、0ポイントから再出発を果たしたフォースインディアに抜かれ、最終的にトロロッソ・ホンダはコンストラクターズ選手権9位でシーズンを終えている。

「それは僕たちがシーズン序盤に目標としていた結果ではない」とピエール・ガスリーは認める。

「ホンダが来ることに難しいシーズンになることはわかっていたし、コンストラクターズ選手権の最終順位についいてはあまり期待したくはなかった」

「今シーズン、ミッドフィールドはかなりの接戦だった。メルボルンでシーズンをスタートした際には僕たちのクルマは他よりもはるかに優れていたけど、1週間ごろに僕たちは4番手に優れたチームではないことがわかっていった」

「僕たちは常にミッドフィールドで戦っていた。パッケージを最大限に生かせたことも何度かあったけど、全てのチームっよりも遅いこともあった」

「僕たちはライバルに対して50ポイント差くらいつけられたわけではなかったし、ミッドフィールドは本当に接戦だった。でも、最終的にはちょっと失望している。僕たちのポテンシャルのすべてを反映した結果ではない」

「ホンダについてだけ言えば、明らかにステップを果たしていたし、今年、僕たちはそれを示したと思う。でも、絶対的な結果で言えば、僕たちが望んでいたものではないかもしれない」

2019年にダニエル・リカルドの後任としてレッドブル・レーシングに移籍するピエール・ガスリーは、バーレーンGPをシーズンのハイライトとして選んだ。

「バーレーンは、何が起こっているのか信じられないような気分だった」とピエール・ガスリーはコメント。

「次ぐにその後のレースで僕たちのパッケージの全体的なパフォーマンスを見ても、僕たちがバーレーンでどのようにして4位を獲得できたのかまだ理解するのが難しい」

「本当に予想外だった。ちょっと友人や家族からサプライズをしてもらったときのようだった。いつだって期待していなときはさらにハッピーに感じるものだ」

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カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / トロロッソ / ホンダF1