F1 ピエール・ガスリー アゼルバイジャンGP
トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1アゼルバイジャンGPのフリー走行1回目で時速340kmで走行中にケビン・マグヌッセン(ハース)とあわや接触を起こすところだった。

ピエーエ・ガスリーは、全開のターン17~19でケビン・マグヌッセンに抜かれたが、スタートフィニッシュラインでスリップストリームに入り、2人はサイド・バイ・サイドでターン1に突入。

しかし、ケビン・マグヌッセンはそれに気づかずにガスリーをウオールの方へと押し出す形になった。

なんとか接触を避けたピエール・ガスリーは「僕がラップを始めてようとしていたときにケビンが追い越していったので、彼はラインを通過した後にタイヤをクールダウンするだろうと思っていた」とコメント。

「でも、彼は僕を押し出した。かなり危険だっ」

「僕たち2台の間にどれくらいのスペースがあったかはわからないけど、ある時点ではフロントウイングがほとんど当たりそうだった。僕たちはほぼ時速340kmで走っていたし、少しスペースを残しておいた方がいいときもある」

「僕たちはかなり近づいていたし、接触しなかったのは驚異的なことだった」

ピエール・ガスリーは、ドライバーズブリーフィングでケビン・マグヌッセンと話し合い、また、似たような一件があったロマン・グロージャンとも話をした。ケビン・マグヌッセンは、ピエール・ガスリーが並んでいることさえ知らなかったと語っている。

「誰がプッシュしていて、誰がクールダウンしているのかを知るのはかなり難しい」とピエール・ガスリーはコメント。

「バクーはタイヤにかなり特殊だし、連続で何周もプッシュする人もいれば、クールダウンラップを挟む人もいる。僕たちは他のトラックではあまりにない状況に直面した」

「ハースの2台が僕の後ろにいるのが見えたとき、まず最初に僕は彼らにトウを与えた。取りやめることもできた。彼らはその後すぐに抜かせてくれると思ったけど、再びプッシュしていた」

「次回はターン1の前に彼らが僕を追い越せないくらい離れていることを確認するかもしれないね。違うことをするつもりなのは確かだ。彼らにとっても僕にとってもうまくいかなかったからね」

ロマン・グロージャンは、ピエール・ガスリーとの一件は、ターン15~16で自分を抜かせなかったガスリーに原因があったと述べた。

「僕が彼をオーバーテイクして、彼は僕を抜き返そうとしたけど、僕はまた別のラップを開始したところだった」とロマン・グロージャンはコメント。

「彼が右側にいるのはわかっていたけど、なぜ彼が挑みたかったのかわからない。序盤に僕を行かせてくれなかったのにね」

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カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / トロロッソ / F1アゼルバイジャンGP