ヴィタリー・ペトロフ
ヴィタリー・ペトロフが、F1モナコGPへ向けての意気込みを語った。

ヴィタリー、スペインでは初めてドライレースを完走しましたね。週末はいかがでしたか?
ポジティブなこととネガティブなことがある週末だったし、再びタフなレースだった。レースを完走して、ドライコンディションでマシンの経験を得ることがとても重要だった。レース中のバランスの変化やタイヤの管理などね。クルマは一貫性があったし、ペースも良かったけど、オーバーテイクが難しい場所だったのでポイントを獲るのは難しそうだった。レースの大半で小林と良いバトルができたし、彼を後ろに留めることができた。でも、ポイントを逃したのは残念だった。

F1に適応することは予想していたとおりチャレンジングでしたか?
最も難しいことは、週末を完璧にまとめることだ。それは経験によるものだと思う。全てのセッションでマシンから最大限を引き出さなければならないし、週末全体に影響してしまうので、いかなるミスもできない。そういうわけで、スペインのようなレースは僕の学習曲線にとって重要なパートだったし、確かにドライでフルレースディスタンスを走りきった今はより自信を感じているだ。まだ改善できる部分はたくさんあると思うし、マシンの全てを理解するには出来る限りエンジニアとの時間を過ごすことが重要だ。レースごとに新しいことや、改善するためのチャンスを教えてくれる。

今週末はモナコです。楽しみなトラックですか?
モナコを本当に楽しみにしているし、F1マシンでドライブするのは初めてだ。GP2でトラックを楽しんだし、F1カーではもっとうまくやれると確信している。でも、市街地コースだし、ミスをする余地はないので難しいレースになることもわかっている。またモナコではオーバーテイクがほぼ不可能なので、予選が非常に重要になるし、特にQ1ではたくさんのクルマがサーキットにいるので簡単ではなろう。1つでもクリアアップが取れればいい方だと思う。ポイント圏内でフィニッシュしたいなら、何よりミスをしないことが重要だ。

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カテゴリー: F1 / ヴィタリー・ペトロフ / ルノーF1チーム / F1モナコGP