ヴィタリー・ペトロフ
ヴィタリー・ペトロフは、マレーシアGPでのクラッシュによりシャシーがダメージを負ったため、F1中国GPでは開幕戦で使用したシャシーに戻す。

ヴィタリー・ペトロフは、セパンのターン8でトラックに戻ろうとした際、大きなバンプにヒット。シャシーは損傷し、ファクトリーに送り返すことになった。

今週末のF1中国GPでは、シャシー#1を使用する予定であり、マレーシアGPで使用したシャシーはトルコGPで再び投入されるとみられている。

ヴィタリー・ペトロフは、コースアウトの原因がレースライン上のタイヤマーブルだったと主張した。

「トラックにはレーシングラインの外だけでなく、レーシングライン上にも多くのゴムがあった」

「テレビで見れば、僕がターン7で膨らんでいなかったのがわかるだろう、縁石にさえ当たっていなかった。でも、そのあとマシンがマーブルを拾い、どんどんアンダーステアになっていった。減速して、ワイドに走行するためにコーナーを曲がらなかった。その方が安全だったし、左フロントタイヤを駄目にしたくなかったからね」

「トラックに戻ることに決めてたけど、大きな縁石があることはわかっていた。あんなに大きくジャンプするとは思わなかったよ」

大きくジャンプしたが痛みはなかった述べたペトロフは、リタイヤしなければならなかったことが非常に残念だったと認めた。

「がっかりしたよ。痛みはまったくなかった。ただ、とてもがっかりしたね。あんなに飛ぶとは思っていなかったんだ」

この事故でマシンのステアリングコラムが壊れため、ペトロフはマシンを操縦することができなくなったが、クラッシュを免れたことは幸運だったと認めた。

「左右に行かずにまっすぐ行ってくれたのはラッキーだった。そうではなく、マシンが右に行っていたら2倍激しくクラッシュしていただろう。少しラッキーだったと思っている」

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カテゴリー: F1 / ヴィタリー・ペトロフ / ルノーF1チーム