セルジオ・ペレス フェルスタッペンを倒してのF1王座獲得は「挑戦」
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レッドブル・レーシングで3度のチャンピオンに輝いたチームメイトであるフェルスタッペンとともに、ペレスには切望するドライバーズタイトルに再び挑戦する絶好の位置にいるように見え、2023年序盤に見せた調子が今回も続くことを期待している。
ペレスは昨季、開幕5戦で2ポールポジションと2勝を挙げるなど、素晴らしいスタートを切った。しかし、その後は主に予選での安定しない走りのせいで、タイトルへの挑戦は行き詰まった。
4シーズン連続でフェルスタッペンのセカンドフィドルをプレーする気はないと決意を固める33歳のペレスは、それがどれほど難しいことであっても昨季の2位を上回ることを決意していると語った。
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「すでに2位でフィニッシュしているので、それが僕にとっての主な目標だ」と彼は語った。「僕の一番の興味は、もうひとつ上を目指すことなんだ。この冬の間に、シーズンを最高の状態でスタートさせ、シーズンを通してそのレベルを維持できるようにしっかりと時間を費やす必要がある」
前シーズンはペレスにとってさまざまな挑戦が待ち受けており、コンストラクターズでレッドブル初のワン・ツーを達成したにもかかわらず、ランキングではチャンピオンに輝いたチームメイトに290ポイントもの差をつけられた。
しかし、ペレスは、フェルスタッペンと一緒に仕事をすること上で最高の有利な点の一つを持っているとも熱心に説明し、最近圧倒的な強さを見せているドライバーから何ができるかを学びたいと熱望していた。
「マックスから学ぶことは間違いなくある」とペレスは説明した。「当然ながら、彼がとても競争力のあるので一番参考になる。だから、彼がやっていること、どのようにやっていることを見て、学び、改善しようとすることに損はないと思う」
「何が自分に合っているのか、何が自分とは違うやり方をしているのかがわかる。僕はいつもとてもオープンなアプローチをしてきたし、それがうまく機能しているんだと思う」
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パフォーマンスが改善しなければペレスの座が脅かされる可能性があるとの話題の中で、2023年もペレスは多くの外部からのプレッシャーにさらされていた。元レッドブルのダニエル・リカルドがシーズン中盤にアルファタウリから最前線に復帰したことで、そのプレッシャーはさらに高まった。
そのことを念頭に置きながら、6度のレース優勝を誇るペレスは、ジェットコースターのようなキャンペーンで自分自身について何を学んだと感じるかについても説明することができた。
「マシンのこと、自分がマシンをどう活かしていたのか、どうすればもっとマシンを活かせるのか、週末を通して、異なるサーキットを通して、そのすべてについてだと思う」とペレスは説明した。
「クルマの性能を最大限に引き出す方法を理解するために、エンジニアとともに多くの進歩を遂げたと思う」
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