レッドブルF1のセルジオ・ペレス 「スリックへの交換が半周遅かった」
レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスは、2023年F1第9戦カナダGPの予選でQ3敗退を喫して2番手で終えた。

雨に見舞われた土曜日のジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは特にQ2が難しいコンディションとなった。路面は乾きつつあり、スリックタイヤでの走行が可能だったが、その時間は短かった。すぐに再び雨が降り始め、スリックへの交換が遅かったドライバーはタイムを更新することができない状態となった。

セルジオ・ペレスもそのうちの一人だった。

「今日は、タイヤ交換のタイミングが主な課題だった」とペレスはコメント。

「コンディションが変わってくるまではよかった。雨が降っていたのに路面が乾き始めたのでスリックタイヤに替えたけど、多分ハーフラップ遅かったと思う。なかなかポジションが上げられず、タイヤが温まったと思ったら雨が激しくなったので、もう手遅れだった」

「もう一度インターミディエイトに替えたけど、もうウエットになりすぎていてタイムが伸びなかった」

「昨日はポジティブな1日だったし、今日の予選はウエットコンディションで多くのことが分かったので励みになる。もっと高いポジションを目指せたと思うけど、トリッキーな状況でのタイヤ交換はちょっとした賭けだった」

「明日の目標はもちろん、できる限りいい結果を出すことだ。レースでは何が起こるかわからない。もう一晩ひたむきに精一杯取り組んで、ダメージを最小限に食い止めたい」

セルジオ・ペレス レッドブル・レーシング F1

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