セルジオ・ペレス、F1マイアミGPの敗因は「ミディアムでのペース不足」
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ポールポジションのペレスは、レース開始直後はトップをキープしていたが、序盤は後方のフェルナンド・アロンソにわずかな差をつけるにとどまった。15周目には、9番手スタートのフェルスタッペンがアロンソを抜いて2番手に浮上した。
フェルスタッペンはすぐにペレスに追いついたが、ペレスはチームメイトがDRS圏内に入ったと判断してピットインした。ペレスは46周目にチームメイトがピットインしたことで再びトップに返り咲いたが、2周後にはフェルスタッペンがリードを奪った。
レッドブル・レーシングのドライバー陣は、マイアミで対照的な戦略をとった。ペレスはミディアムタイヤでスタートし、ハードに履き替えたが、フェルスタッペンはその逆を行った。
ペレスはレース後、ミディアムタイヤでのスタートで十分なタイムアップができなかったことを認めた。
「頑張ったんだけどね」とペレスは語った。「全力を尽くした」
「第1スティントは、最初のペースが悪く、グレイニングが発生した。その結果、タイヤがあまり大きな差がなかったので、レースがかなり妥協を強いられた。今日のマックスは特に強かったので、当然の勝利だった」
ペレスはミディアムタイヤのコンパウンドがレース開始前に思っていたほどうまく機能しなかったことを認めた。
「ミディアムタイヤは当初、予想以上にパフォーマンスが悪かったし、それが僕たちのペースに損なったと思う」とペレスは語った。
「そして、正直なところ、マックスもハードタイヤでものすごいペースだったと思う。今日何が起こっていたのかを分析する必要があると思う。単にペースがなかったからね」
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