セルジオ・ペレス 2位表彰台「絶対にギブアップしないことが重要だった」
セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)は、2022年F1第10戦イギリスグランプリの決勝で2位表彰台を獲得した。
4番グリッドのセルジオ・ペレスは、スタート加速が遅れてフェルナンド・アロンソにかわされて5番手に順位を落とす。しかし、全車が2つ目のセーフティカーラインを通過する前に赤旗が掲示されたことから、残りのマシンが当初のスタート順でグリッドに再スタートとなる。
2度目のスタートで、シャルル・ルクレールがターン4の進入でセルジオ・ペレスのインサイドに飛び込んでオーバーテイクを狙う。ルクレールとペレスは接触し、ペレスのフロントウイングがダメージを受ける。フロントウイングの一部を失ったペレスは4番手を守ることが困難となり、5周目後にピットインして新しいウイングとミディアムタイヤを手に入れると、最後尾17番手でコースに復帰する。
他のドライバーたちがピットに入る間にセルジオ・ペレスは怒涛の勢いでポジションを上げ、22周目にはオコンまで1.9秒の8番手まで復帰。35周目、ランド・ノリスがピットインしてハードタイヤに履き替えたときには4番手に浮上。しかし、ペレスはタイヤ使用義務のためにあと1回ピットに入らなければならない状況。
すると38周目にエステバン・オコンは突如スローダウンし、旧ピットストレートでマシンを停止。セーフティカーが導入される。このセーフティカーはセルジオ・ペレスに有利に働き、フリーストップを得た彼はソフトタイヤへ交換すると4番手をキープする。
42周目を終えてセーフティカーが退出すると、セルジオ・ペレスはルイス・ハミルトンに肉薄。そして、ターン4で果敢に仕掛けてハミルトンをインサイドから仕留める。
ここから壮絶な2位争いのバトルが展開される。先頭に立ったカルロス・サインツがリードを4秒に広げる一方、ルクレール、ペレス、ハミルトンの3人が激しくポジションを争ったが、46周目にペレスがフェラーリとメルセデスを抑えて2番手に浮上し、そのままチェッカー。表彰台を獲得した。
「非常に混乱した週末だったが、今日は良い1日になった」とセルジオ・ペレスはコメント。
「今週は体調が100%万全な状態ではなく、今日も1周目で最後尾に落ちてしまったので、2位でレースを終えられたのは素晴らしい結果だ」
「1周目にシャルル(ルクレール)と接触してしまったのは実に不運だった。フロントウイングを破損してしまい、最後尾に下がらざるを得なかった。戦わなければならない展開になったけれど、このような結果を得られたので気分は良い」
「カルロス(サインツ)のことをとても嬉しく思っている。彼の初優勝を表彰台で一緒に祝えたのは良かった。彼と彼の家族にとって嬉しい瞬間だったね」
「今日のレースはとても楽しめた。ハード且つフェアに戦ったし、カート時代のような感覚だった。全員が本当にハードプッシュしていたし、接戦だった。最後の数ラップは僕の心拍数もかなり高かった。絶対にギブアップしないことが重要なレースだった」
カテゴリー: F1 / セルジオ・ペレス / レッドブル・レーシング / F1イギリスGP
4番グリッドのセルジオ・ペレスは、スタート加速が遅れてフェルナンド・アロンソにかわされて5番手に順位を落とす。しかし、全車が2つ目のセーフティカーラインを通過する前に赤旗が掲示されたことから、残りのマシンが当初のスタート順でグリッドに再スタートとなる。
2度目のスタートで、シャルル・ルクレールがターン4の進入でセルジオ・ペレスのインサイドに飛び込んでオーバーテイクを狙う。ルクレールとペレスは接触し、ペレスのフロントウイングがダメージを受ける。フロントウイングの一部を失ったペレスは4番手を守ることが困難となり、5周目後にピットインして新しいウイングとミディアムタイヤを手に入れると、最後尾17番手でコースに復帰する。
他のドライバーたちがピットに入る間にセルジオ・ペレスは怒涛の勢いでポジションを上げ、22周目にはオコンまで1.9秒の8番手まで復帰。35周目、ランド・ノリスがピットインしてハードタイヤに履き替えたときには4番手に浮上。しかし、ペレスはタイヤ使用義務のためにあと1回ピットに入らなければならない状況。
すると38周目にエステバン・オコンは突如スローダウンし、旧ピットストレートでマシンを停止。セーフティカーが導入される。このセーフティカーはセルジオ・ペレスに有利に働き、フリーストップを得た彼はソフトタイヤへ交換すると4番手をキープする。
42周目を終えてセーフティカーが退出すると、セルジオ・ペレスはルイス・ハミルトンに肉薄。そして、ターン4で果敢に仕掛けてハミルトンをインサイドから仕留める。
ここから壮絶な2位争いのバトルが展開される。先頭に立ったカルロス・サインツがリードを4秒に広げる一方、ルクレール、ペレス、ハミルトンの3人が激しくポジションを争ったが、46周目にペレスがフェラーリとメルセデスを抑えて2番手に浮上し、そのままチェッカー。表彰台を獲得した。
「非常に混乱した週末だったが、今日は良い1日になった」とセルジオ・ペレスはコメント。
「今週は体調が100%万全な状態ではなく、今日も1周目で最後尾に落ちてしまったので、2位でレースを終えられたのは素晴らしい結果だ」
「1周目にシャルル(ルクレール)と接触してしまったのは実に不運だった。フロントウイングを破損してしまい、最後尾に下がらざるを得なかった。戦わなければならない展開になったけれど、このような結果を得られたので気分は良い」
「カルロス(サインツ)のことをとても嬉しく思っている。彼の初優勝を表彰台で一緒に祝えたのは良かった。彼と彼の家族にとって嬉しい瞬間だったね」
「今日のレースはとても楽しめた。ハード且つフェアに戦ったし、カート時代のような感覚だった。全員が本当にハードプッシュしていたし、接戦だった。最後の数ラップは僕の心拍数もかなり高かった。絶対にギブアップしないことが重要なレースだった」
カテゴリー: F1 / セルジオ・ペレス / レッドブル・レーシング / F1イギリスGP