セルジオ・ペレス 「レース数が増加し続ければF1引退を考える可能性もある」
今年のF1カレンダーは、ロシアがキャンセルとなって空席となっているが、史上最多の23戦のレースが組まれた。F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、代替開催のためにいくつかの会場と話し合っており、空いているスロットを埋めることができるリストはあると語る。
しかし、ステファノ・ドメニカリが、ロシアのスロットを埋めないことを選択したとしても、2023年はラスベガスでアメリカ第3のレースがカレンダーに加わって23レースが揃う。
ステファノ・ドメニカリは、今後さらに多くの新しいイベントが追加される可能性があると述べた。
「24レースになる可能性はあると思う」とステファノ・ドメニカリはSky Sportsに語った。
「我々が世界中で目にしている関心という点では、30レースに達する可能性もあると思う」
「F1に参加したい会場はどこか？カレンダーに乗せておく必要のある歴史的価値は何か？を考慮して、適切なバランスを見つけるのが我々の責任だ」
F1ドライバーたちも、F1の人気の高まりを歓迎しているが、セルジオ・ペレスを含めた一部のドライバーにとっては30レースは少し多い。
「大きく成長しているのは事実だし、そこは本当に楽観視している」とセルジオ・ペレスはThe Athleticに語った。
「世界のどこに行っても、ストリートでそれを感じるし、人が自分のことををより認識していることが分かる」
「人々はどんどんスポーツに夢中になっている。非常に大きな需要がある。でも、一方で、少なくとも私にとってはレースが多すぎることは許されない」
「今は、レースがたくさんあるので、基本的には没頭している。各イベントの前にシミュレーターセッションがある。パートナーイベントがある」
「基本的に僕たちは自分自身と家族との時間はゼロだ。僕には2人の幼い子供がいる（3人も誕生予定）。カレンダーがもっと拡大すれば、絶対にやらないと思う」
レッドブル・レーシングのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、23レースが限界だということに同意していいる
「23レースですでに飽和点に達している」とクリスチャン・ホーナーはMotorsport-Totalに語った。
「多分、カレンダーのいくつかのレースについてはもう一度考えなければならないだろう」
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