セルジオ・ペレス、悔しい4位「あと一周あれば表彰台は可能だった」 / F1シュタイアーマルクGP 決勝
レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスは、2021年F1シュタイアーマルクGPの決勝レースを4位で終えた。

4番グリッドからソフトタイヤでスタートしたセルジオ・ペレスは、10周目にランド・ノリス(マクラーレン)を攻略して3番手に浮上。後続にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が迫る。

レッドブル・レーシングは、26周目にペレスをピットインさせ、ハードタイヤに交換するが、作業でのタイムロスがあり、その次の周にピットインしたボッタスへ先行を許し、ペレスは4番手でレースを進める。

セルジオ・ペレスはボッタスの後方に迫るものの、オーバーテイクには至らず、残り17周でミディアムタイヤに交換して、ボッタスを追撃する戦略へと切り替える。タイヤ交換直後から、ペレスはファステストラップを記録しながらボッタスに迫る。最終ラップ直前にピットインしたハミルトンにファステストラップを更新され、追加の1ポイント獲得はならなかったが、ボッタスを約0.5秒差まで猛追。パスするには至らなかったものの、4位でのフィニッシュとなった。

「不運にも今日はうまくいかず、ダブル表彰台を逃したことは残念だ。あと一周あれば可能だったと思うけど、しょうがないことだ」

「このレースでは、ソフトタイヤが思ったよりもよくなくて、最初のスティントの終盤にかけてそれが痛手となったし、ピットストップに時間がかかったことでボッタスにポジションを明け渡してしまったので、レース結果に影響した」

「チームは違いを作ろうと2ストップ戦略を採ったが、トラフィックにつかまった。これはよくあることだし、何か試さなければいけない状況だったので仕方ない」

「マックスの勝利は、彼が最高の仕事をしたということと、僕らには力強いパッケージがあるということなので、とてもうれしい。来週が楽しみだし、また一緒に表彰台へ立てるように取り組んでいく」

セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)  / 2021年 F1シュタイアーマルクGP4.8秒と大きくタイムロスした1回目のピットストップが痛手となった

セルジオ・ペレスと妻とチェコJr. / レッドブル・ホンダ F1シュタイアーマルクGP
レッドブル・リンクには奥さんと『チェコJr.』も同伴

2021年 F1 シュタイアーマルクGP 決勝 結果
1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3.バルテリ・ボッタス(メルセデス)
4.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
5.ランド・ノリス(マクラーレン)
6.カルロス・サインツ(フェラーリ)
7.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
8.ランス・ストロール(アストンマーティン)
9.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
10.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
11.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
12.キミ・ライコネン(アルファロメオ)
13.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
14.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
15.エステバン・オコン(アルピーヌ)
16.ミック・シューマッハ(ハース)
17.ニキータ・マゼピン(ハース)
18.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
DNF.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
DNF.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)


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カテゴリー: F1 / セルジオ・ペレス / レッドブル・レーシング / ホンダF1