レッドブル・ホンダF1で始動のセルジオ・ペレス 「トップチームでF1を戦う機会をずっと待っていた」
レッドブル・ホンダF1での仕事をスタートしたセルジオ・ペレスは、新しいチームに移籍することは“犬が新しい家族を見つけたような気分”だと表現。トップチームでF1を戦う機会を楽しみにしていると語った。

フォース・インディア/レーシング・ポイントに7年間在籍したセルジオ・ペレスは、2021年に1年契約でレッドブル・レーシングに加入。先週、ミルトン・キーンズのファクトリーを訪れ、新たなチームでシート合わせを含めた仕事を開始した。

30歳のセルジオ・ペレスは、今後の課題を認識しているが、F1での10年間のキャリアで初めてトップチームに加入する機会に感謝していると語る。

「レッドブル・ファミリーの一員になれて素晴らしい気分だ」とチームでの初日を終えたセルジオ・ペレスは語った。

「トップチームでチャンスを掴むことをキャリアを通してずっと待っていた。やっとその機会が巡ってきたし、僕にとって正しいタイミングでそれが巡ってきたと思っている」

「ここに来れば、彼らがなぜあのような成功したのか理解できるし、彼らが持っているインフラストラクチャの量、開発、そして人々をすぐに知ることができる。彼らには非常に有能な人々がいる」

「僕が働いていたチームとは非常に異なった方法だ。組織は物凄くに高度だし、ここで目にする多くの人々とリソースはとても印象的だ。自分のグループの人たちと一緒にコースに出るのが待ち切れない」

「もちろん、僕はチームと7年間働いてきたので、少し違った感じがする。まるで犬が新しい家族を見つけたような気分だ」

「何年も家族と一緒にいると彼らと会うことに慣れてしまうものだ。それが突然変わる。でも、僕はここをとても快適に感じ始めている」

「素晴らしいチームだし、とても団結している。僕たちの前にはたくさんの楽しみがあることが分かる」

「エイドリアン(ニューウェイ)、そして、たくさんのエンジニアと仕事をすることは夢の実現だ。このチームのエンジニアリングのレベルは非常に印象的だ」

2011年にF1デビューを果たしたセルジオ・ペレスは、グリッド上での長年の経験だけでなく、楽しんだ経験の多様性という点でも、F1で最もベテランのドライバーの1人だ。したがって、セルジオ・ペレスは自分が新しいチームに付加価値を与えることができると信じていると語る。

「僕は多くの経験、知識をもたらせると思っている。異なるチーム、異なる時代にスポーツに参加してきた。自分のために何が必要かは分かっているし、それだけでなく、特定のエリアでチームを前進させることもできると思っている」

「僕たちはコース上にパフォーマンスをもたらせることを期待できるいくつかの良いアイデアをすでにチームと共有している」

セルジオ・ペレスは、レッドブルから多くの支持を得ているマックス・フェルスタッペンと一緒にレースをすることは簡単な仕事ではないことを把握しているが、F1サヒールGPのウィナーであるペレスはその挑戦に気合を入れており、フェルスタッペンと協力してレッドブルを前進させることができると信じていると語る。

「僕にとって大きな挑戦だ。僕たち全員が、マックスにどれほど才能があり、どれだけ速く、過去数年間でどれだけ成長したか、今ではどれほど完全されているかを知っている」

「彼は間違いなく最高のドライバーの1人であり、現在のグリッドで最速ではないにしても、最速の1人だ。挑戦だ」

「彼は長い間ここにいて、マシンに何が必要かを知っている。彼と一緒に仕事をして、チームを一緒に前進させることを楽しみにしている」

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カテゴリー: F1 / セルジオ・ペレス / レッドブル・レーシング / ホンダF1