【WTCC】 2018年からTCRルールを採用して『WTCR』に名称変更へ
世界ツーリングカー選手権(WTCC)は、2018年にTCRシリーズのテクニカルレギュレーションを採用する一貫として、シリーズの名称を『WTCR』に変更することになると Autosport が報じた。
FIAとWTCCのオーナーは、TCRのレギュレーションと名称の両方を使用するライセンス契約に合意したとされており、水曜日のFIA世界モータースポーツ評議会でその計画が承認されるとみられている。
現時点ではWTCC側からもTCR側からも提携についてのコメントはとれていない。
TCRの創設者マルセロ・ロッティとEurosportを経由したディスカバリー・コミシュケーションとの交渉はこれまで何度も行われていたが、TCRルールと名称の知的財産権に問題で遅れが生じていた。しかし、今回、それらの使用についての2年契約が締結されたと Autosport は報じている。
2018年のWTCRのカレンダーは、4大陸での10戦が予定されている。既存のWTCC競技の大部分は維持される可能性が高いが、週末に3レースを行う新しいフォーマットに切り替えられるとされている。
TCRルールの採用によって、WTCCの主催者は大規模なマシンとマニュファクチャラーにアクセスできるようになる。これまで大手自動車メーカー8社がトップカテゴリーでマシンを開発している。マシンは12万9000ユーロ(約1722万円)の予算条件が設けられており、600台以上が製造されている。
TC1レギュレーションではホンダはCivicを製造しないことを明確にしており、WTCCにとってTC1レギュレーションの継続は選択肢ではなかった。
WTCCは、過去にはDTMとの提携についても話があった。現在、DTMは日本のSUPER GTとの共通レギュレーションの方向に向かっている。TC1サイクスの残りの2年間をカバーするTCRとの契約の長さは、長期的なDTMとの提携も死んではいないことを示唆している。
カテゴリー: F1 / F1関連
FIAとWTCCのオーナーは、TCRのレギュレーションと名称の両方を使用するライセンス契約に合意したとされており、水曜日のFIA世界モータースポーツ評議会でその計画が承認されるとみられている。
現時点ではWTCC側からもTCR側からも提携についてのコメントはとれていない。
TCRの創設者マルセロ・ロッティとEurosportを経由したディスカバリー・コミシュケーションとの交渉はこれまで何度も行われていたが、TCRルールと名称の知的財産権に問題で遅れが生じていた。しかし、今回、それらの使用についての2年契約が締結されたと Autosport は報じている。
2018年のWTCRのカレンダーは、4大陸での10戦が予定されている。既存のWTCC競技の大部分は維持される可能性が高いが、週末に3レースを行う新しいフォーマットに切り替えられるとされている。
TCRルールの採用によって、WTCCの主催者は大規模なマシンとマニュファクチャラーにアクセスできるようになる。これまで大手自動車メーカー8社がトップカテゴリーでマシンを開発している。マシンは12万9000ユーロ(約1722万円)の予算条件が設けられており、600台以上が製造されている。
TC1レギュレーションではホンダはCivicを製造しないことを明確にしており、WTCCにとってTC1レギュレーションの継続は選択肢ではなかった。
WTCCは、過去にはDTMとの提携についても話があった。現在、DTMは日本のSUPER GTとの共通レギュレーションの方向に向かっている。TC1サイクスの残りの2年間をカバーするTCRとの契約の長さは、長期的なDTMとの提携も死んではいないことを示唆している。
カテゴリー: F1 / F1関連