FOTAが描くF1の未来図
現在F1に出場する10チームの代表が壇上に並んだ今日の記者会見で、FOTA(F1チーム協会)が今後の計画を発表した。

F1の将来の姿に関する提案をした上で、FOTAは全チームが同意したダイナミックなパッケージプランを発表。これは、FIAの承認を待って2009年か2010年、もしくは両年に施行される予定だ。

この提案はF1の安定性、継続可能性、競技性、興行性の改善を目指すもので、今年の年明けにF1観戦者を対象に世界17カ国でFOTAが実施した調査に基づいて作成された。今回の調査では既存のF1ファンに加えて、たまにレースを観戦する一般観戦者という切り口からも調査を行い、F1の魅力を幅広く深めるための方法を検討した。

今回のFOTAの提案は、2008年9月のFOTA結成時に発足した3つの作業部会に則り、技術、競技、商業の3部門から成る。F1の本質を成す独特のスポーツDNAを残しながら、全ての観客が楽しめるショーとしての質を高め、コストを削減し、主な利害関係者にとっての価値を高めることをFOTAの提案は目指している。

FOTA会長のルカ・ディ・モンテゼモロはこのように語る。「これは、F1史上初の瞬間だ。何よりも重要なのは、初めてF1チームが結束し、明確なひとつのビジョンを持つことができたことだ。この団結のおかげで、全チームが2009年の大幅なコスト削減をすでに実施している。今後もコースでは激しい戦いを続けて行くが、我々はひとつの目標に向けて努力していく。それは、F1の安定性と持続可能性を確保し、内容を充実させ、興行としての質を高めることによって、我々の最も重要な利害関係者である消費者に利益をもたらすことだ。これを念頭に、我々は今後も努力を続けFIAやFOMの仲間達とF1のさらなる発展を目指す」

チーム代表クリスチャン・ホーナーはこのように語っている。「2008年夏のFOTA結成以来、FIAと共に2009年シーズンのコスト大幅カットという目標へ向けて努力を続け、FOTAはすでに大きな成果を上げている。我々チームはFOTAの作業部会を通して初めてひとつのユニットとして活動し、コスト管理を続けながら全ての世代のファンが楽しめるF1の魅力を高めるための努力を続けている。レッドブルはFOTAの活動を全面的に支持している」

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カテゴリー: F1 / F1関連 / FOTA