バーニ・エクレストン
F1の最高権威者バーニー・エクレストンは、F1のワールドチャンピオンを決めるメダル制を来年導入すると宣言した。

バーニー・アクレストンは26日、F1とLG社との技術パートナーシップ発表の場で、メダル制は、次回のFIA世界モータースポーツ評議会の会議で承認されるだろうと述べた。

「そうなるだろう。全てのチームが満足している。理由は、みんながオーバーテイクがないと言い続けるのにうんざりしているからだ。オーバーテイクがないのは、サーキットや関係者のせいではない。ドライバーがオーバーテイクをする必要がないからだ」

「あなたが先頭を走っていて、私が2番手のとき、私はさらに2ポイントを獲得するチャンスのために、リスクを冒してコースアウトするような馬鹿なことはしないだろう。しかし、最も金メダルを獲得したドライバーがワールドチャンピオンシップで優勝のであれば、金メダル獲得を目指す必要があるので、そうするだろう。私はあなたをオーバーテイクするでしょう」

エクレストンは、彼のシステムが、よりエキサイティングなワールドチャンピオンシップ争いを促進すると述べた。

「今年、そういった理由でハミルトンがマッサをオーバーテイクしないことが多くあった。彼が私のチームで走っていたら、オーバーテイクを試みてミスをすれば、私は不満を持っただろう。レースに勝たないでワールドチャンピオンシップで優勝できるのはおかしい」

計画が実行される時間的な区切りを質問されたエクレストンは「来年だ。次回のFIA会議で承認されることを期待している」と答えた。

6戦で優勝し、他の全てのレースをフィニッシュできなかったしたドライバーが、全レースを2位でフィニッシュしたドライバーに勝つのはフェアなこと質問には「彼は次の年にもっと頑張らなくてはならだろうね」と答えた。

提案されたメダル制では、今年のワールドチャンピオンシップは、6勝をあげたマッサが5勝のハミルトンを抑えて優勝することになる。

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カテゴリー: F1 / F1関連