オスカー・ピアストリ F1イギリスGP予選「決勝は接戦に 全員に異なる強み」

金曜プラクティスでトップタイムを記録し、有力候補と目されたマクラーレンだったが、フェラーリ勢が僅差で追走。さらにストレートスピードを重視したセッティング変更を行ったレッドブルが土壇場で速さを発揮し、フェルスタッペンがQ3最終アタックでトップに立った。
メルセデスのジョージ・ラッセルも予選終盤に好タイムを記録し、トップ6は0.229秒以内にひしめく大接戦となった。
予選後、ピアストリは次のようにコメントした。
「明日は楽しいレースになると思う。僕たち、マックス、フェラーリ勢、それに最後にはジョージも加わって、すごく均衡した状況だ」
「それぞれが違う強みを持ってる。レッドブルはストレートがすごく速いし、僕たちは高速コーナーで少し速い。だから明日は本当に面白い戦いになるよ」
ピアストリはQ3の1回目のアタックで初めて1分24秒台に突入し暫定ポールを獲得していたが、2回目のラップでは終盤にミスがあり、タイムを伸ばせなかった。
「最初のラップには満足してる。正直、あれはすごく良かった。そこからどうやってさらに速く走るかを考えてたけど、できなかった」
「最後のラップは少し雑だったけど、週末ずっと接戦だったし、最初のラップは本当に良かったと思う。路面コンディションがどれだけ上がってたかは分からないけど、ちょっとは改善してたかも。もう少しタイムを詰められたかもしれないけど、それが十分だったかは分からない」
「チームは週末を通していろんなことを試してくれて、パフォーマンスを上げようとしてくれた。クルマはずっと素晴らしい感触だったけど、なぜもっと速くならないのか分からないところもあった」

さらにピアストリは、Q3での2回目のアタックが難しい理由についても語った。
「最初のラップが良いと、2回目でどこまで攻めていいのかが難しい。限界を超えてしまうかもしれないからね」
「たぶんいくつかのコーナーでは、進入で少し慎重になりすぎて、立ち上がりで取り返そうとしたんだけど、うまくいかなかった。こういう微妙な差がいつも勝敗を分けるんだ。でも、2番グリッドにはかなり満足してる」
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