オリバー・ベアマン F1ベルギーGP決勝「途中からPUに問題を抱えていた」

中盤にエンジンの不具合が発生し、3つのポジションを失ったことが結果的に響いたが、レース序盤にはピエール・ガスリーを上回る位置につけるなど、力強い走りを見せていた。
レース中はパワーユニットに複数の問題を抱えながらも、マシン自体のフィーリングには満足していたベアマン。「とにかく抜けなかった」と悔しさをにじませた一方で、週末を通じての好調さには手応えを感じており、ハンガリーでは得点圏内での戦いを確信している。
Q:アリ、今日のレースはあと一歩でポイントというところでしたね。終盤には角田選手との激しいバトルもありました。振り返ってみてどうでしたか?
オリバー・ベアマン: そうだね、最初のピットストップでミディアムに替えるタイミングがちょっと遅れてしまって、P11でポイント圏から外れてしまった。
それに加えて、途中でエンジンの問題が出て3つ順位を落としたんだ。本当はその前にガスリーの前にいたし、ニコが後でピットに入ったから、実質的にはP10を取れていたはずだった。でも実際にはずっとパワーユニットのトラブルを抱えてて、オーバーテイクできる状態じゃなかった。クルマの調子は本当に良かっただけに、悔しいよ。

Q:その悔しさの一方で、週末を通じてはポジティブな面も多かったのでは?
オリバー・ベアマン: そうだね、週末を通して速さはあったし、クルマの仕上がりも良かったと思う。
昨日と今日で違うダウンフォース仕様を使ってたんだけど、どちらでもQ3を狙えるペースはあった。つまり、クルマのポテンシャルは明らかに高いってこと。あとはチーム全体としてミスを少なくしていく必要があるけど、やるべきことは見えてるし、確実に前に進んでる。ハンガリーは僕らに合ってると思うから、しっかり巻き返したいね。
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