オスカー・ピアストリ F1モナコGP「今日は全体的にかなり荒れていた」
マクラーレンのオスカー・ピアストリは、F1モナコGP金曜フリー走行を「荒れた一日だった」と振り返りつつも、マシンにはしっかりとした競争力があると手応えを語った。

ドライバーズランキング首位としてモンテカルロ入りしたピアストリは、FP1で5番手、FP2ではトップのシャルル・ルクレールに0.038秒差の2番手を記録。だがセッション中盤にはサン・デボーテでウォールに接触し、フロントウイングを破損して赤旗の原因を作る一幕もあった。

「難しかった。今日は全体的にかなり浮き沈みがあった」とSky F1のインタビューで語るピアストリ。

「すべてが揃えばペースはかなり良いと思う。ただ、それを実現するのが今のところ簡単じゃない」

「特に自分の側では、今日はかなり散らかってしまった。だから明日は少しリセットして、仕切り直したい。マシンには速さがあると思っているから」

オスカー・ピアストリ マクラーレン モナコGP F1

この日マクラーレン勢はやや不安定なパフォーマンスに見舞われたが、ピアストリはモナコで強さを見せたフェラーリにも言及し、ライバル勢の存在を警戒している。

「明らかにフェラーリは、ここではこれまでよりもずっと強そうに見える」と語ったピアストリ。

「でも今日の自分の側はとにかく散らかっていたと思う。だからこそ、学ぶべきことは多いし、明日は面白い一日になるんじゃないかな」

波乱含みの金曜となったが、マシンのポテンシャルには確信を持っており、土曜日の予選に向けて巻き返しを図る構えだ。

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カテゴリー: F1 / オスカー・ピアストリ / マクラーレンF1チーム / F1モナコGP