マックス・フェルスタッペン ニュル24時間に本気「毎年やりたい」
マックス・フェルスタッペンが、ニュルブルクリンク24時間レースへの継続参戦に強い意欲を示した。

4度のF1ワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、今週末に自身のフェルスタッペン・ドットコム・レーシングがエントリーし、チーム・ウィンワード・レーシングが運営するメルセデスAMG GT3で、伝統の耐久レースに初参戦する。

ニュルブルクリンク24時間は、世界で最も過酷な耐久レースのひとつとされる。フェルスタッペンの参戦によって関心はかつてないほど高まり、チケットはほぼ全カテゴリーで完売。レース史上初めての状況となっている。

フェルスタッペンが描く“F1の外”への挑戦
フェルスタッペンは、フェルスタッペン・ドットコムを通じて、チームの目的について語った。

「チームが主に表しているのは、他のドライバーにチャンスを作ることでもある」とマックス・フェルスタッペンは説明した。

「自分自身がF1の外でレースをするという考えから始まったが、同時に、シムレーシングの世界を通じて、シムレーサーが現実の世界へ進む機会を作りたかった」

「それはクリス(ルルハム)ですでにうまくいっている」

フェルスタッペンにとって、ニュルブルクリンク24時間はこの期間で急速に大きな個人的目標になった。

「今年最大級のレースのひとつが、もちろんニュルブルクリンク24時間だ。だから僕たちはここにいる」

「僕たちはプロのラインアップで参戦し、そのラインアップに自分も入っている。それは本当にクールなことだ。これは毎年やりたいことでもある。1台でも、複数台でも」

「主な目的と目標は、レースに勝つことだ」

“グリーンヘル”が引き寄せる理由
フェルスタッペンは、ノルドシュライフェそのものが大きな魅力だと語った。

「一番刺激を受けたのは、ここが世界最高のコースのひとつ、あるいは良い意味で世界で最もクレイジーなコースのひとつであり、そこでレースができるということだ」

準備は集中的に行われてきたが、フェルスタッペンはシムレーシングで大きな下地を作れたと説明した。

「僕にとってはすべてシミュレーターから始まった」

「コースを学ぶために何千周も走ったし、バーチャルのニュルブルクリンクで複数の24時間レースにも出場した」

「だから、実際にここで初めて走ったとき、コースを知ることは問題ではなかった。新しい縁石やグリップレベルを理解すること、そしてもちろん、Gフォースやコンプレッションを伴う実車を理解することがすべてだった」

フェルスタッペンは、25.3kmのノルドシュライフェを夜間に走ることを特に楽しみにしている。

「おそらく最高の感覚になると思う」

「夜に、ひとりでプッシュする」

「クルマは通常、夜のほうが最速になる。だから楽しみにしている」

目標は明確に「勝利」
フェルスタッペンは、挑戦の大きさを認めながらも、成功の定義は極めてシンプルだと語った。

「成功は勝利を意味する」

「とてもシンプルだ。だから僕たちはここにいる。簡単ではないことは分かっているが、それが全員にとっての目標だ」

「でも同時に、この全体の経験も楽しみにしている。チームメイトとクルマを共有し、その週末を通して一緒に取り組むことをね」

コロネルとブリーケモレンが語る“最も過酷なレース”
『Formule 1 Paddockpraat』ポッドキャストでは、ニュルブルクリンクで豊富な経験を持つトム・コロネルとイェロン・ブリーケモレンが、フェルスタッペンがこのレースに惹かれる理由を説明した。

「これ以上に極限のレースはない」とトム・コロネルは語った。

「だからこそ、マックスはこの挑戦に取り組んでいる。これは世界で最も極限のレースだからだ」

「ル・マン、デイトナ、バサースト。そのどれも及ばない。これほど極限のものはない」

2013年のニュルブルクリンク24時間勝者であるブリーケモレンも同意した。

「ル・マンのほうが名声はあるかもしれない。最終的には、それが世界最大の24時間レースだ」

「だが、ニュルブルクリンクは圧倒的に最大の挑戦を提供する」

フェルスタッペンにとって、ニュルブルクリンク24時間は単なるF1外の活動ではなく、自らのレーシングチームの存在意義と、ドライバーとしての純粋な挑戦心が交差する舞台になる。初参戦で掲げる目標は経験ではなく勝利。その姿勢こそが、過酷な“グリーンヘル”に大観衆を引き寄せている。

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング