日産・スカイライン
日産自動車は、世界初の先進運転支援技術「プロパイロット 2.0」を搭載した新型「スカイライン」を発表。9月より全国一斉に発売する。

1957年の初代誕生から62年を迎えた「スカイライン」は、日本の多くのお客さまから「憧れのクルマ」として愛されてきた日産を代表するプレミアムスポーツセダン。また、歴代の「スカイライン」は、常にその時代の最先端の技術を採用し、進化し続けてきた。

そして、世界初の先進運転支援技術「プロパイロット 2.0」を搭載した新型「スカイライン」もまた「技術の日産」の新しい時代の幕開けのモデルとして進化する。

ガソリン車には、「3.0L V6 ツインターボエンジン」を新搭載。さらに、「スカイライン」史上最高の400馬力を実現した400Rもラインアップした。また、新しいNissanConnectサービス(コネクテッドカーサービス)では、次世代の専用車載通信ユニットによる多彩なサービスも提供する。

日産自動車副社長の星野 朝子は「『技術の日産』の象徴であり、日産車で最も長い歴史を持つ『スカイライン』が、世界初の先進運転支援技術『プロパイロット 2.0』を搭載しデビューします。ドライバーの運転支援をさらに高めることで、安全なモビリティ社会を実現するとともに、皆さまに、さらなるワクワクをお届けします」と述べた。

<新型スカイライン 商品概要>
● 先進運転支援技術プロパイロット 2.0を搭載
高速道路の複数車線をナビゲーションシステムと連動して設定したルートを走行し、ドライバーが常に前方に注意して道路・交通・自車両の状況に応じ直ちにハンドルを確実に操作できる状態にある限りにおいて、同一車線内でハンズオフが可能となる世界初の先進運転支援技術「プロパイロット 2.0」をハイブリット車に標準装備。また、「プロパイロット 2.0」での走行中に、ドライバーが警報に反応せずシステムが車両を緊急停止させた際に専用のオペレーターに自動接続する「プロパイロット緊急停止時SOSコール」を搭載。

ルート走行中の車線変更と分岐、追い越し時の車線変更の支援機能
ナビゲーションシステムで目的地を設定し、高速道路の本線に合流するとナビ連動ルート走行を開始。ナビゲーションと周囲の360度のセンシング情報に基づいて、ルート走行中の分岐や追い越しのための車線変更の適切なタイミングをシステムが判断し、ドライバーに提案する。そして、ドライバーがハンドルに手を添え、スイッチ操作で承認することで、車線変更支援を開始。車線変更や追い越し、走行車線への復帰もスムースに行う。

同一車線内でのハンズオフ機能
「プロパイロット 2.0」は、高速道路の本線走行中、ドライバーが常に前方に注意して道路・交通・車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作できる状態にある限りにおいて、同一車線内でのハンズオフが可能。

● 3.0L V6 ツインターボエンジンを新搭載
圧倒的なパフォーマンスと研ぎ澄まされたレスポンスを両立した「3.0L V6 ツインターボエンジン」をガソリン車に新搭載。今回採用した「3.0L V6 ツインターボエンジン(VR30DDTT)」では、プレミアムスポーツセダンとしての運転の楽しさと圧倒的な走行性能を追求。ドライバーは、様々な走行シーンにおいて、アクセルを踏んだ瞬間から力強い加速を味わうことができ、「スカイライン」本来の走りのダイナミズムと操る歓びを感じる。また「スカイライン」史上最高の400馬力を超える最高出力を実現した400Rもラインアップした。

● インテリジェント ダイナミックサスペンションの採用とダイレクトアダプティブステアリングを性能向上
新搭載のインテリジェント ダイナミックサスペンションは、走行シーンに合わせてサスペンションの減衰力を緻密に制御し、車体の挙動を安定させる。スポーティな走行での優れた操縦安定性を実現するとともに、車体の揺れを低減して快適な乗り心地も実現。ダイレクトアダプティブステアリングは、ステアリングの切り始めのレスポンスを向上させ、ライントレース性を高めた。さらに低速から中速での操舵の過敏さを軽減しながら、クルマの応答性を向上。繊細な修正舵への過敏性を抑制することで、気持ちのいいステアリング操作を実現。日産独自の車両運動制御技術とその相乗効果により、驚きのハンドリングと感動の乗心地を提供する。

● 新しいNissanConnectサービス(コネクテッドカーサービス)がスタート
クルマと社会がつながることによる、全く新しいカーライフの提供を目指している日産は、「スカイライン」から新しいNissanConnectサービスを大幅に拡充。通信によりナビの地図更新が自動で行える「OTA(Over The Air)自動地図更新」や、ナビとスマートフォンの連携によりクルマに乗る前の現在地から車を降りてからの最終目的地までのシームレスな道案内を可能にする「ドアtoドアナビ」、車内がWi-Fi環境になる「docomo In Car Connect」など、多彩なサービスを提供する。

● デザイン
エクステリアは、フロントに日産ブランドの象徴である「Vモーショングリル」を採用し、「スカイライン」のスポーティネスを凝縮したフロントフェイスをデザインした。リヤには、「スカイライン」のアイコンである「丸目4灯リヤコンビネーションランプ」を採用し、均一に光るLEDランプにより、先進的でありながらも後続車に一目で「スカイライン」とわかるデザインとした。インテリアは、プレミアムスポーツセダンとしての機能性と質感をさらに向上させた。ハイブリッド車には日産国内初採用のヘッドアップディスプレイや、アドバンスドドライブアシストディスプレイなど「プロパイロット 2.0」専用装備を採用している。また、新色のカーマインレッドは、光の当たり具合によって鮮やかな発色と深みのある陰影のコントラストが生まれ、スポーティな走りの意志を表現する、抑揚と張りのあるエクステリアデザインを更に引き立てる。

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カテゴリー: F1 / 日産 / 自動車ニュース