日産、新型ムラーノをニューヨークショーで世界初公開
日産は、新型ムラーノをニューヨークモーターショーで世界初公開する。ムラーノは、2002年に初代を発売して以来、世界で累計94万台以上を販売したグローバルモデル。
新型ムラーノは、昨年、北米国際自動車ショーにて発表したコンセプトカー、「RESONANCE(レゾナンス)」をコンセプトモデルとしている。
量産車である新型「ムラーノ」とコンセプトカー「RESONANCE(レゾナンス)」はともにデザインテーマやブーメランシェイプのライト、ユニークなフローティングルーフなど、鍵となる特徴を共有している。
新型ムラーノは、初代ムラーノのコンセプトを継承し、彫刻的かつ、エモーショナルなデザインと実用性に基づいたスタイリングとしている。
日産のCPLO(CHIEF PLANNING OFFICER) アンディ・パーマーは「日産では、モーターショーのお客さまを楽しませるだけではなく、生産を念頭に置いてコンセプトカーを作り上げています。北米国際自動車ショーでレゾナンスのお披露目をご覧になった方で、日産がこのような未来的なデザインのクルマを作ると考えた方は、おそらくほとんどいなかったでしょう。しかし、それがこのクルマなのです。24か月以内に日産のショールームに登場します。」と野江bタ。
新型ムラーノのサイズは、初代や2代目ムラーノとほぼ同等だが、新型モデルは先代と比べ、若干低く、幅広く、長くしており、クロスオーバーに求められる高さとスタンスは保ちつつ空力性能を向上させた。更に、グリルシャッター、フェンダーリップの成形、リヤバンパーの表面仕上げ、リヤタイヤのディフレクター、一体型リヤスポイラーの形状を改善することにより、全体的な空力性能は現行モデルに対して17%向上させた。新型ムラーノのCD値は、多くのスポーツカーと同レベルの0.31を実現している。
内装においても、「RESONANCE(レゾナンス)」と共通している。例えば、インストルメントパネルの高さは、初代や2代目よりも低くし、マルチタッチコントロール付き8.0インチディスプレイも配置。「シンプルな美しさ」という考えを継承し、より使い勝手を良くするため、スイッチの数を60%減らして、25個から10個とした。
また、ドライバーにとって安心できるアイテムの1つとして、新型「アルティマ」や「パスファインダー」で装備している機能の改良版である、DRIVE-ASSISTディスプレイを装着。新型ムラーノでは、7.0インチの高解像度カラーディスプレイなど新しい機能を多く追加している。
オーディオシステムは、11個のスピーカー(デュアルサブウーファーを含む)を持つ先進的なBOSEデザインで、HD RADIO、SIRIUSXM SATELLITE RADIOが含まれています。また、ナビゲーションやモバイルアプリが使えるNISSANCONNECTも提供される。
シートは、NASAから着想を得た日産の先進的なゼログラビティシートをフロントとリヤ両側に標準装備。リヤシートは、3つのクッションからなるデザインとしている。更にフロントシートには、温度調節機能(ヒーターとクーラー)を、リヤシートにもヒーター機能を装備した。
その他のインテリア装備は、左右独立温度調整機能付エアコンディショナー、プッシュボタンイグニション付きインテリジェントキー、レザーシート、ステアリングヒーター、ステアリングポジションメモリー、運転席および外部ミラーメモリー、パワーフォルディングリヤシート、リモートエンジンスタート、インテリジェントクライメートコントロールなどがある。
快適性についても充実。電動パノラミック・ムーンルーフは、オープンで広々とした解放感を演出、ムーンルーフは、現行のデザインよりも40%長く、29%大きく開口でき、セグメントで最も大きなムーンルーフのひとつ。
新型ムラーノの荷室スペースは、クロスオーバーセグメントでは(シートを倒していない状態で)最も広い収納スペースを実現。例えば、リヤハッチバックには4つのスーツケースを収納することができ、またリヤシートをフラットに倒すとさらなる収納スペースが確保できる。
新型ムラーノのエンジンは、3.5L DOHC V6エンジン(最大出力260馬力)とスムーズな走りと低燃費を実現するエクストロニックCVTを標準装備としている。同モデルの燃費は、車両の軽量化、空力性能向上、またエンジン/トランスミッションの効率改善により、現行モデルよりも約20%向上している。
先進技術の面では、新型ムラーノには、最大4つの車載カメラ(前後左右)と3つのレーダーシステム(前方に1つ、左右にふたつ)を搭載。これは、後側方車両検知警報(BSW)、前方車両接近警報(FCW)、前方衝突予測警報(PFCW)、フォワード・エマージェンシー・ブレーキ(FEB)、インテリジェントクルーズコントロールなどの搭載技術へ情報を提供するために使われている。新しいクロス・トラフィック・アラート(CTA)は、レーダーを使い、駐車場から出る際に車両後方にクルマが来ていないかを検知する機能。また、前後左右のカメラで周囲360度の映像を写しだすことで縦列駐車の複雑さを軽減できるアラウンドビューモニターも装備している。
新型ムラーノは、安全性を確保するために、シートベルトセンサーと乗員検知センサーを装備するデュアルステージフロント、SRSエアバッグを採用したニッサン・アドバンスド・エアバッグ・システム(AABS)、前席搭載SRSサイドエアバッグ、転覆検知機能付きルーフ搭載SRSサイドカーテンエアバッグ、運転席ニーエアバッグを搭載している。
新型ムラーノは、ミシシッピ州のキャントン工場で生産され、世界100以上の国々へ輸出を行う予定となっている。
カテゴリー: F1 / 日産
新型ムラーノは、昨年、北米国際自動車ショーにて発表したコンセプトカー、「RESONANCE(レゾナンス)」をコンセプトモデルとしている。
量産車である新型「ムラーノ」とコンセプトカー「RESONANCE(レゾナンス)」はともにデザインテーマやブーメランシェイプのライト、ユニークなフローティングルーフなど、鍵となる特徴を共有している。
新型ムラーノは、初代ムラーノのコンセプトを継承し、彫刻的かつ、エモーショナルなデザインと実用性に基づいたスタイリングとしている。
日産のCPLO(CHIEF PLANNING OFFICER) アンディ・パーマーは「日産では、モーターショーのお客さまを楽しませるだけではなく、生産を念頭に置いてコンセプトカーを作り上げています。北米国際自動車ショーでレゾナンスのお披露目をご覧になった方で、日産がこのような未来的なデザインのクルマを作ると考えた方は、おそらくほとんどいなかったでしょう。しかし、それがこのクルマなのです。24か月以内に日産のショールームに登場します。」と野江bタ。
新型ムラーノのサイズは、初代や2代目ムラーノとほぼ同等だが、新型モデルは先代と比べ、若干低く、幅広く、長くしており、クロスオーバーに求められる高さとスタンスは保ちつつ空力性能を向上させた。更に、グリルシャッター、フェンダーリップの成形、リヤバンパーの表面仕上げ、リヤタイヤのディフレクター、一体型リヤスポイラーの形状を改善することにより、全体的な空力性能は現行モデルに対して17%向上させた。新型ムラーノのCD値は、多くのスポーツカーと同レベルの0.31を実現している。
内装においても、「RESONANCE(レゾナンス)」と共通している。例えば、インストルメントパネルの高さは、初代や2代目よりも低くし、マルチタッチコントロール付き8.0インチディスプレイも配置。「シンプルな美しさ」という考えを継承し、より使い勝手を良くするため、スイッチの数を60%減らして、25個から10個とした。
また、ドライバーにとって安心できるアイテムの1つとして、新型「アルティマ」や「パスファインダー」で装備している機能の改良版である、DRIVE-ASSISTディスプレイを装着。新型ムラーノでは、7.0インチの高解像度カラーディスプレイなど新しい機能を多く追加している。
オーディオシステムは、11個のスピーカー(デュアルサブウーファーを含む)を持つ先進的なBOSEデザインで、HD RADIO、SIRIUSXM SATELLITE RADIOが含まれています。また、ナビゲーションやモバイルアプリが使えるNISSANCONNECTも提供される。
シートは、NASAから着想を得た日産の先進的なゼログラビティシートをフロントとリヤ両側に標準装備。リヤシートは、3つのクッションからなるデザインとしている。更にフロントシートには、温度調節機能(ヒーターとクーラー)を、リヤシートにもヒーター機能を装備した。
その他のインテリア装備は、左右独立温度調整機能付エアコンディショナー、プッシュボタンイグニション付きインテリジェントキー、レザーシート、ステアリングヒーター、ステアリングポジションメモリー、運転席および外部ミラーメモリー、パワーフォルディングリヤシート、リモートエンジンスタート、インテリジェントクライメートコントロールなどがある。
快適性についても充実。電動パノラミック・ムーンルーフは、オープンで広々とした解放感を演出、ムーンルーフは、現行のデザインよりも40%長く、29%大きく開口でき、セグメントで最も大きなムーンルーフのひとつ。
新型ムラーノの荷室スペースは、クロスオーバーセグメントでは(シートを倒していない状態で)最も広い収納スペースを実現。例えば、リヤハッチバックには4つのスーツケースを収納することができ、またリヤシートをフラットに倒すとさらなる収納スペースが確保できる。
新型ムラーノのエンジンは、3.5L DOHC V6エンジン(最大出力260馬力)とスムーズな走りと低燃費を実現するエクストロニックCVTを標準装備としている。同モデルの燃費は、車両の軽量化、空力性能向上、またエンジン/トランスミッションの効率改善により、現行モデルよりも約20%向上している。
先進技術の面では、新型ムラーノには、最大4つの車載カメラ(前後左右)と3つのレーダーシステム(前方に1つ、左右にふたつ)を搭載。これは、後側方車両検知警報(BSW)、前方車両接近警報(FCW)、前方衝突予測警報(PFCW)、フォワード・エマージェンシー・ブレーキ(FEB)、インテリジェントクルーズコントロールなどの搭載技術へ情報を提供するために使われている。新しいクロス・トラフィック・アラート(CTA)は、レーダーを使い、駐車場から出る際に車両後方にクルマが来ていないかを検知する機能。また、前後左右のカメラで周囲360度の映像を写しだすことで縦列駐車の複雑さを軽減できるアラウンドビューモニターも装備している。
新型ムラーノは、安全性を確保するために、シートベルトセンサーと乗員検知センサーを装備するデュアルステージフロント、SRSエアバッグを採用したニッサン・アドバンスド・エアバッグ・システム(AABS)、前席搭載SRSサイドエアバッグ、転覆検知機能付きルーフ搭載SRSサイドカーテンエアバッグ、運転席ニーエアバッグを搭載している。
新型ムラーノは、ミシシッピ州のキャントン工場で生産され、世界100以上の国々へ輸出を行う予定となっている。
投稿 by F1-Gate.com.
カテゴリー: F1 / 日産