ニキータ・マゼピン 「F1で“憎しみ”と戦う覚悟はできている」
ハースF1チームで今年デビューを果たすニキータ・マゼピンは、自分はこれまでのどのロシア人F1ドライバーよりも“憎しみ”を受けていると考えているが、ファンやミディアやヴィタリー・ペトロフ、ダニール・クビアト、セルゲイ・シトロキンを不当に扱ってきたと考えている。

「彼らは全員がトップレーサーであり、プロだ。彼らについて言われたことのいくつかは不当だった。でも、それが人生であり、僕は彼らよりもうまく戦うつもりだ」とニキータ・マゼピンは Match TV に語った。

過去数週間、ファンや専門家は、Instagramで女性の胸を触ろうとした動画を投稿したニキータ・マゼピンの追放を求めてソーシャルメシアで激しいキャンペーンを続けている。

それだけではなく、ニキータ・マゼピンはF2でのコース上でのいくつかのインシデントについても批判されている。

「ロシア人が違った評価を受けるという事実は、僕にとって驚きではありません」とニキータ・マゼピンは語る。

「僕はロシアで育ち、ここに滞在したいので、そのような考え方があるということを理解し、受け入れる準備ができていまる」

ニキータ・マゼピンは、自分はF1でこれまで最も公平に扱われていないロシア人だと思っていると語る。

「僕と同じくらい多くの憎しみや誇大宣伝に直面したロシア人ドライバーはほとんどいないと思う」とニキータ・マゼピンは主張する。

「覚悟はできているか? それも人生の一部だ。レースをしたければ、それに立ち向かわなければならない」

「でも、僕はスポーツをしようとしている。トラック外で起っていることついては気にしない。僕は家にいるわけではない。訪れている立場だし、彼らの規則に従って競技をする必要がある」

「F1に入るとき、ほとんどの場合、チャンスは1回だけであり、それは僕も同じだ」

ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、ニキータ・マゼピンがチームにもたらす資金が重要であることを明らかにしている。

その件についてニキータ・マゼピンは「ギュンターが言ったことに関係なく、いつものように僕の仕事はチームメイトを打ち負かしてベストを尽くすことだと思っている。だから、僕の肩には常にプレッシャーがかかっている」とニキータ・マゼピンは語った。

「自分はF1の準備ができていると思っている。そして、何よりもそれをチームに見せたいと思っている」

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カテゴリー: F1 / ニキータ・マゼピン / ハースF1チーム