中嶋一貴との契約にトヨタの影響があったことを認めたウィリアムズ(画像)
ウィリアムズは、中嶋一貴との契約に少なからずエンジン供給元のトヨタの影響があったこと認めた。

ウィリアムズの共同オーナーは、中嶋一貴とのドライバー契約にはわずかではあるがトヨタの影響があったと語った。

中嶋一貴は、トヨタのドライバー育成プログラムであるTDP(トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム)に所属。中嶋一貴のレーシングスーツには、“TOYOTA”のロゴが入っているが、チームメイトのニコ・ロズベルグのスーツにはそれがない。

中嶋一貴との契約に関して、パトリック・ヘッドは「トヨタのサポートが決定に影響はしたが、それは些細なことだ。彼に十分な能力がなければ、我々は決して彼とサインを交わすことはない。たとえ誰が推薦してもだ」と語った。

しかし、中嶋一貴の才能を主張しつつも、これまでのレースは「大きな困難だった」と認めた。

ヘッドは中嶋がGP2でもう少し時間をかけるべきだったという意見を認めながらも、中嶋がGP2で2度の表彰台と、バレンシアでのポールポジションを獲得していることを指摘。

「一貴は何度かミスを犯した。でも、彼はそこから何かを学び取っているし、大きな可能性がある。それが本当に大事なことだと思う」

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カテゴリー: F1 / 中嶋一貴 / ウィリアムズ・レーシング