F1動画：2022年 F1バーレーンテスト 3日目（最終日） ハイライト
最終日にはレッドブル・レーシングが印象的なサイドポッドを備えたアップグレードパッケージを投入。午前中にセルジオ・ペレス、午後にマックス・フェルスタッペンがそれぞれタイムシートのトップに立ち、最速のチームとしてF1プレシーズンテストを終えた。
スクーデリア・フェラーリも優勝候補の一角に挙げられるパフォーマンスを見せた。大規模なアップデートは投入せず、“最適化”に焦点を当てたフェラーリは、多くの周回数を走り込み、安定したパフォーマンスをみせた。
また、最終日には追加の2時間の走行を実施したハースF1チームのミック・シューマッハが本家フェラーリを上回る2番手タイムをマーク。全チームが参加したセッションでも8番手タイムをマーク。多くのチームが実力のすべてを出し切っていないにしろ、タイムシートの上位に食い込むにはそれなりのパフォーマンスが必要であり、昨年は最下位だったハースF1チームがミッドフィールドのダークホースになるかもしれない。
対照的にF1バルセロナテストではフェラーリとともに好調だったマクラーレンは、フロントのブレーキのオーバーヒート問題に直面し、3日間のテストでは輝けなかった。
また、F1バーレーンテストに“ゼロポッド”と称される急進的なサイドポッドを持ち込んだメルセデスF1は、高速域でマシンが上下するポーポジズ現象とアンダーステアに苦しんでおり、際立ったパフォーマンスを示すことはなかった。しかし、メルセデスF1の修正力を侮ることはできず、多くのチームがテストでの状態を鵜呑みにはしていない。
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