【動画】 F1バルセロナテスト 2日目 ダイジェスト
2019年のF1プレシーズンテストが2月19日(火)にスペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで2日目を迎えた。
2日目は、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ピエール・ガスリー(レッドブル)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、アレクサンダー・アルボン(トロロッソ)と“次世代”のF1ドライバーが登場。前日の経験者組とのタイム比較という点で興味深いセッションとなった。
2日目のトップタイムを記録したのはフェラーリのシャルル・ルクレール。この日最多となる157周を走行し、前日にセバスチャン・ベッテルが記録したタイムに0.086秒に迫る1分18秒247をマークした。前日のベッテルに続き、フェラーリは群を抜いた安定感でタイムシートのトップに立った。
2番手タイムはマクラーレンのランド・ノリス。前日にチームメイトのカルロス・サインツが記録したタイムを0.005秒上回り、タイヤこそ違うものの、トップから0.306秒差となる1分18秒553を記録。マクラーレンは2日連続でタイムシートの2番手に位置しており、2019年のF1世界選手権のダークホースにいなるかもしれない。
この日が初のF1公式テストとなったトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは4番手タイムを記録。出だしでスピンを喫して赤旗の原因となり、中盤も360度スピンをするなどのご愛嬌もあったが、チームメイトのダニール・クビアトのタイムを上回る1分19秒301をマークした。
アルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィも、経験豊富なキミ・ライコネンのタイムを0.160秒上回った。
レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーにとってはほろ苦いチーム初テストとなった。セッション終了まで約1時間半を切ったところでコースアウトを喫し、マシン後方からバリアにヒット。残念ながらその時点で走行終了となった。それでもチームメイトのマックス・フェルスタッペンから0.338秒遅れとなる1分19秒426を記録している。
アレクサンダー・アルボンとピエール・ガスリーの他にもダニエル・リカルド(ルノー)が高速走行中にリアウイングが吹っ飛ぶというアクシデントに見舞われた。幸い、タイヤバリア擦れ擦れでマシンを停めることができ、それ以外のマシン破損は免れた。
初日の2日間で不気味な動きを見せているのがメルセデスだ。2台でこの日最多となる163周を走破するも、二人揃ってターン1でコースアウトを喫するなどまだ試運転状態。タイムシートでは下位に沈んでおり、いつ本領を発揮してくるかが注目の的だ。
ウィリアムズは、新車FW42の開発の遅れで2日間のテストをスキップ。3日目となる20日(水)の早朝にマシンがサーキットに到着する予定であり、初走行を実現できるかも注目だ。
ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。 公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。
カテゴリー: F1 / F1動画
2日目は、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ピエール・ガスリー(レッドブル)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、アレクサンダー・アルボン(トロロッソ)と“次世代”のF1ドライバーが登場。前日の経験者組とのタイム比較という点で興味深いセッションとなった。
2日目のトップタイムを記録したのはフェラーリのシャルル・ルクレール。この日最多となる157周を走行し、前日にセバスチャン・ベッテルが記録したタイムに0.086秒に迫る1分18秒247をマークした。前日のベッテルに続き、フェラーリは群を抜いた安定感でタイムシートのトップに立った。
2番手タイムはマクラーレンのランド・ノリス。前日にチームメイトのカルロス・サインツが記録したタイムを0.005秒上回り、タイヤこそ違うものの、トップから0.306秒差となる1分18秒553を記録。マクラーレンは2日連続でタイムシートの2番手に位置しており、2019年のF1世界選手権のダークホースにいなるかもしれない。
この日が初のF1公式テストとなったトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは4番手タイムを記録。出だしでスピンを喫して赤旗の原因となり、中盤も360度スピンをするなどのご愛嬌もあったが、チームメイトのダニール・クビアトのタイムを上回る1分19秒301をマークした。
アルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィも、経験豊富なキミ・ライコネンのタイムを0.160秒上回った。
レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーにとってはほろ苦いチーム初テストとなった。セッション終了まで約1時間半を切ったところでコースアウトを喫し、マシン後方からバリアにヒット。残念ながらその時点で走行終了となった。それでもチームメイトのマックス・フェルスタッペンから0.338秒遅れとなる1分19秒426を記録している。
アレクサンダー・アルボンとピエール・ガスリーの他にもダニエル・リカルド(ルノー)が高速走行中にリアウイングが吹っ飛ぶというアクシデントに見舞われた。幸い、タイヤバリア擦れ擦れでマシンを停めることができ、それ以外のマシン破損は免れた。
初日の2日間で不気味な動きを見せているのがメルセデスだ。2台でこの日最多となる163周を走破するも、二人揃ってターン1でコースアウトを喫するなどまだ試運転状態。タイムシートでは下位に沈んでおり、いつ本領を発揮してくるかが注目の的だ。
ウィリアムズは、新車FW42の開発の遅れで2日間のテストをスキップ。3日目となる20日(水)の早朝にマシンがサーキットに到着する予定であり、初走行を実現できるかも注目だ。
2019年 F1 バルセロナテスト 2日目 結果
● C1 / ○ C2 / ● C3 / ● C4 / ○ C5
Pos | ドライバー | チーム | マシン | タイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | SF90 | 1分18秒247 ● | 157 | |
2 | ランド・ノリス | マクラーレン | MCL34 | 1分18秒553 ● | 0.306 | 104 |
3 | ケビン・マグヌッセン | ハース | VF-19 | 1分19秒206 ● | 0.959 | 59 |
4 | アレクサンダー・アルボン | トロロッソ | STR14 | 1分19秒301 ● | 1.054 | 132 |
5 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | C38 | 1分19秒312 ● | 1.288 | 101 |
6 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | W10 | 1分19秒535 ● | 1.288 | 89 |
7 | ピエール・ガスリー | レッドブル | RB15 | 1分19秒814 ● | 1.567 | 92 |
8 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | R.S.19 | 1分19秒837 ● | 1.590 | 95 |
9 | ダニエル・リカルド | ルノー | R.S.19 | 1分19秒886 ● | 1.639 | 28 |
10 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | W10 | 1分19秒928 ● | 1.681 | 74 |
11 | ランス・ストロール | レーシングポイント | RP19 | 1分20秒433 ● | 2.186 | 79 |
12 | ピエトロ・フィッティパルディ | ハース | VF-19 | 1分21秒849 ● | 3.602 | 13 |
ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。 公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。
カテゴリー: F1 / F1動画