F1
F1オーストリアGPのフリー走行1回目が7日(金)にシュピールベルクのレッドブル・リンクで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がソフトタイヤで最速タイムを記録した。

F1オーストリアGPのフリー走行1回目は気温22.3℃、路面温度32℃で現地時間10時にスタートした。路面温度はセッションを通して最終的に44℃まで上昇した。

F1オーストリアGPでは、フォース・インディアがセルジオ・ペレスに代えてアルフォンソ・セリス、ルノーがニコ・ヒュルケンベルグに代えてセルゲイ・シロトキンとリザーブドライバーを起用している。

各ドライバーがサーキットとマシンの感触を掴む意味合いが強いフリー走行1回目では、キミ・ライコネン(フェラーリ)やマックス・フェルスタッペン(レッドブル)など、コースアウトやスピンするドライバーが多く見られた。

フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。38周を走り込んだハミルトンはソフトタイヤで1分05秒975を記録し、これまでのコースレコードを更新。今週末は週末のスタートから勢いをみせている。

2番手タイムは0.190秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。レッドブルのホームグランプリでセクター1、セクター2の最速タイムを記録している。3番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続いた。

4番手タイムはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。トップのルイス・ハミルトンからは0.449秒差の1分06秒424。チャンピオンシップリーダーのベッテルは、ペナルティポイントであと3点とリーチがかかっている。

5番手にはダニエル・リカルド(レッドブル)、6番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。

マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンが7番手タイムを記録。チームメイトのフェルナンド・アロンソも9番手タイムとトップ10入り。ホンダは今週末のオーストリアGPにむけて“スペック3”のパワーユニットを投入。マクラーレンもシャシー側にアップデートを持ち込んでいる。

昨年問題を引き起こした黄色の“バゲット”縁石の間にスペースが追加されたが、ロマン・グロージャン(ハース)はターン9とターン10の縁石にヒットして左フロントタイヤをパンクさせている。

2017 F1 オーストリアGP フリー走行1回目 動画

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カテゴリー: F1 / F1動画 / F1オーストリアGP