MotoGP:マルク・マルケスがスプリント4戦連続の優勝で総合1位奪回

4戦連続の2位
気温29度、路面温度33度のドライコンディションの中、2番グリッドのアレックス・マルケスは2ラップ目の1コーナーでトップに飛び出したが、直ぐに抜き返され、1.577秒差の2番手。開幕戦から4戦連続の2位を獲得すれば、4番グリッドのフランコ・モルビデリは2ラップ目にポジションを1つ上げて3.988秒差の3位に入り、昨年9月の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来今季初の表彰台を獲得。
8番グリッドのフェルミン・アルデグエルは、1ラップ目7番手、5ラップ目6番手、7ラップ目5番手に浮上すると、最終ラップの最終コーナーで1人を抜いて4.369秒差の4位。今季の最高位を獲得し、5番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは1ラップ目9番手まで後退したが、6位まで挽回。
今季初のトップ5入り
3番グリッドのファビオ・クアルタラロは4.593秒差の5位。前戦アメリカズGPの6位を上回り、昨年11月の第19戦マレーシアGP以来となるトップ5入りを果たせば、9番グリッドのアレックス・リンスと16番グリッドのジャック・ミラーは、ファビオ・クアルタラロとは異なり、リアにソフトタイヤを装着して12位と19位。
今季3度目のポイント圏内
10番グリッドの小椋藍は1ラップ目11番手に後退したが、3ラップ目10番手、7ラップ目9番手、8ラップ目8番手、10ラップ目に4人目を抜き、アプリリア勢の最高位となる10.199秒差の7位。前戦アメリカズGPに続き、2戦連続3度目のポイント圏内に進出すれば、13番グリッドのマルコ・ベッツェッキは11.300秒差の9位。
今季初の表彰台外
公式予選2で転倒を喫して、4列目11番グリッドからスタートしたフランチェスコ・バニャイヤは、1ラップ目8番手に浮上したが、2ラップ目10番手、3ラップ目12番手に後退。4ラップ目からポジションを挽回して10.334秒差の8位。
6番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、リアにソフトタイヤを選択して10位。1.254秒差でポイント圏内の進出を逃し、12番グリッドのペドロ・アコスタもソフトタイヤを装着して11位。20番グリッドのエネア・バスティアニーニはミディアムタイヤを履いて13位まで挽回したが、18番グリッドのブラッド・ビンダーはソフトタイヤを履いて14位。
王者完走
今季最初のショートレースを5列目、14番グリッドからスタートしたホルヘ・マルティンは1ラップ目12番手、3ラップ目11番手に浮上したが、4ラップ目12番手、5ラップ目17番手に後退して15.775秒差の16位完走。17番グリッドのラウール・フェルナンデェスは17位。
15番グリッドのルカ・マリーニはホンダ勢の最高位となる15位。21番グリッドのソムキアット・チャントラは20位。7番グリッドのヨハン・ザルコは1ラップ目6番手に浮上したが、5ラップ目に失速し、8ラップ目にリタイア。21番グリッドからスタート予定だったジョアン・ミルは体調不良が原因で欠場。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのアレックス・マルケスは、9ポイントを加算したが2ポイント差の総合2位に後退。総合2位マルク・マルケスは1ポイント差から12ポイント差を稼いで総合1位に再浮上し、総合3位フランチェスコ・バニャイヤは12ポイント差から21ポイント差にギャップが拡大。
総合6位小椋藍は3ポイントを加算させ、トップ5を占めるドゥカティ勢に次ぐ、総合6位を維持した。
カテゴリー: F1 / MotoGP