MotoGP バレンシアGP アンドレア・ドヴィツオィーゾ
MotoGP バレンシアGP マーベリック・ビニャーレスMotoGP 最終戦 バレンシアGPの公式予選が11月17日(土)にサーキット・リカルド・トルモで行われ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が優勝してシーズンが終了した。

気温15℃、路面温度14.6℃のウエットコンディションで27周のレースはスタート。ホールショットを奪ったのは2番グリドのアレックス・リンス(スズキ))。マーベリック・ビ二ャーレス(ヤマハ)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が続いてオープニングラップを終える。

その後は転倒するライダーが続出。7周目には3番手まで順位を上げていたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が転倒してリタイア。コース上に残っているライダーは早くも19台まで減る。12周目には4番手を走行していたマーベリック・ビニャーレスが転倒する。

13周目、アレックス・リンスのミスを突いて、アンドレア・ドヴィツィオーゾがトップ、バレンティーノ・ロッシが2位に浮上。この周で赤旗が提示された。

35分間の中断を経て、レースは13周目終了時点の順位で16台のマシンで残り14周目からリスタート。ポールポジションからスタートしたアレックス・リンスが好スタートでホールショットを奪うが、最終ストレートでアンドレア・ドヴィツィオーゾが前に出る。以下、バレンティーノ・ロッシ、ポル・エスバルガロ、ダニ・ペドロサ、そして、中上貴晶が続く。

残り4周、バレンティーノ。ロッシが転倒して後方に順位を下げて、ポル・エスパルガロ(KTM)が3番手に浮上する。

難しいコンディションのなか、トップでチェッカーを受けたのはアンドレア・ドヴィツィオーゾ。開幕戦で優勝したドヴィツィーゾが今季4勝目でシーズンを締めくくった。2位はアレックス・リンスが2戦連続表彰台。そして、3位にはポル・エスパルガロが入り、KTMに初表彰台をもたらした。

引退レースとなったダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)は5位。中上貴晶(LCR・ホンダ)が6位に続いた。完走は15台。

チャンピオンップはマルク・マルケスが321ポイントでタイトルを獲得。アンドレア・ドヴィツィオーズが245ポイントで2位、バレンティーノ・ロッシが198ポイントで3位、マーベリック・ビニャーレスが193ポイントで4位、アレックス・リンスが16ポイントで5位という決定になった。

2018年 MotoGP 最終戦 バレンシアGP 決勝結果

順位No.RiderTeam
14アンドレア・ドヴィツィオーゾドゥカティ・チーム
242アレックス・リンスチーム・スズキ・エクスター
344ポル・エスパルガロレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
451ミケーレ・ピロドゥカティ・チーム
526ダニ・ペドロサレプソル・ホンダ・チーム
630中上貴晶LCR・ホンダ・イデミツ
75ヨハン・ザルコモンスター・ヤマハ・テック3
838ブラッドリー・スミスレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
96ステファン・ブランドルLCR・ホンダ・カストロール
1055ハフィス・シャーリンモンスター・ヤマハ・テック3
1145スコット・レディングアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
1299ホルヘ・ロレンソドゥカティ・チーム
1346バレンティーノ・ロッシモビスター・ヤマハ MotoGP
1417カレル・アブラハムアンヘル・ニエト・チーム
1581ジョルディ・トーレスレアーレ・アビンティア・レーシング
 19アルバロ・バウティスタアンヘル・ニエト・チーム
 25マーベリック・ビニャーレスモビスター・ヤマハ MotoGP
 9ダニロ・ペトルッチアルマ・プラマック・レーシング
 93マルク・マルケスレプソル・ホンダ・チーム
 29アンドレア・イアンノーネチーム・スズキ・エクスター
 41アレイシ・エスパルガロアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
 43ジャック・ミラーアルマ・プラマック・レーシング
 21フランコ・モルビデリエストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
 12トーマス・ルティエストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS


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カテゴリー: F1 / MotoGP