MotoGP ロードレース世界選手権
MotoGP 第11戦 オーストリアGPの決勝が13日(日)、レッドブル・リンクで行われ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)が優勝した。

28周のレース。オープニングラップでは3番グリッドからスタートしたホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ・チーム)が首位に浮上。マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が追いかける展開。

中盤、ロレンソのミスを突いてマルケスが首位に浮上。モビスター・ヤマハ勢もコースアウトを喫して順位を落とす。

一時はマルク・マルケスもミスを喫し、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)に首位を奪われるが、オーバーテイクを成功させて再び首位を取り戻してレース後半へ。

そこからはマルケスとドヴィツィオーゾが抜きつ抜かれつの大接戦を展開。その後ろにはダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ・チーム)がピッタリとつけてチャンスを狙う。

勝負は最終ラップの最終コーナーまで続いたが、最終的にアンドレア・ドヴィツィオーゾがトップでチェッカーを受けて今季3勝目。2位にはマルク・マルケス、3位にはダニ・ペドロサが続き、ホンダ勢が3戦連続で表彰台を獲得した。

以下、ホルヘ・ロレンソ、ヨハン・ザルコ、マーベリック・ビニャーレス、バレンティーノ・ロッシ、アルバロ・バウティスタ、ロリス・バス、ミカ・カリオがトップ10入りした。

今回の結果により、アンドレア・ドヴィツィオーゾはランキング2位に浮上。ランキング首位のマルク・マルケスとの差を16ポイントに縮めた。

「今日は本当に嬉しい。まず、チームに感謝している」とアンドレア・ドヴィツィオーゾはコメント。

「今週末はとても難しかった。今、ドゥカティは本当に調子がいい。新しいフェアリングも入れてくれたし、マシンは徐々に良くなっている」

「今回は自分のなかでレースをマネジメントすることができた。それはとてもポジティブなことだ。最終ラップでマルクが真後ろについているのはとても不安だったけど、なんとか自分が常に前にいることだけを考えてきた。彼はブレーキングでかなり突っ込んできたね」

「今回で3勝目だ。本当に嬉しい結果だ」

2017 MotoGP 第11戦 オーストリアGP 決勝 結果

Pos.Num.RiderTeamGap
14アンドレア・ドヴィツィオーゾドゥカティ・チーム-
293マルク・マルケスレプソル・ホンダ・チーム+0.176
326ダニ・ペドロサレプソル・ホンダ・チーム+2.661
499ホルヘ・ロレンソドゥカティ・チーム+6.663
55ヨハン・ザルコモンスター・ヤマハ・テック3+7.262
625マーベリック・ビニャーレスモビスター・ヤマハ MotoGP+7.447
746バレンティーノ・ロッシモビスター・ヤマハ MotoGP+8.995
819アルバロ・バウティスタプル&ベア・アスパル・チーム+14.515
976ロリス・バスレアーレ・エスポンソラマ・レーシング+19.620
1036ミカ・カリオレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング+19.776
1129アンドレア・イアンノーネチーム・スズキ・エクスター+20.101
1245スコット・レディングオクト・プラマック・レーシング+25.523
1341アレイシ・エスパルガロアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ+26.700
1417カレル・アブラハムプル&ベア・アスパル・チーム+27.321
1535カル・クラッチローLCR・ホンダ+28.096
1642アレックス・リンスチーム・スズキ・エクスター+32.912
178エクトル・バルベラレアーレ・エスポンソラマ・レーシング+34.112
1838ブラッドリー・スミスレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング+36.423
1953ティト・ラバットエストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS+42.404
2022サム・ロウズアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ+52.492
 43ジャック・ミラーエストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS9Laps
 9ダニロ・ペトルッチオクト・プラマック・レーシング22laps
 94ジョナス・フォルガーモンスター・ヤマハ・テック325laps
 44ポル・エスパルガロレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング26laps


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カテゴリー: F1 / MotoGP