MotoGP:バレンティーノ・ロッシが今季3勝目!
MotoGP 第8戦TTアッセンの決勝レースが27日(日)、TTアッセン・サーキットで行われ、ポイントリーダーのバレンティーノ・ロッシがランク5位のマルク・マルケスとの優勝争いを制して、開幕戦カタールGP、第3戦アルゼンチンGPに続き今季3勝目。最高峰クラスで85勝目、キャリア通算111勝目を飾った。
気温20度。路面温度30度のドライコンディションの中、ポールポジションのバレンティーノ・ロッシと3番グリッドのマルク・マルケスがオープニングラップから優勝争いを展開し、最終ラップの最終シケインで接触。バレンティーノ・ロッシが優勝を挙げ、マルク・マルケスが2位を獲得した。
8番グリッドのホルヘ・ロレンソは、単独走行で14.576秒差の3位。5戦連続の表彰台を獲得すれば、6番グリッドのアンドレア・イアンノーネも単独走行で4位。
最終ラップまで繰り広げられた5位争いは、5番グリッドのポル・エスパルガロが制し、7番グリッドのカル・クラッチロー、12番グリッドのブラドリー・スミスが続き、ウォームアップ走行で今季2度目の転倒を喫して左手の親指を負傷した4番グリッドのダニ・ペドロサは8位。2番グリッドのアレイシ・エスパルガロ、9番グリッドのマーベリック・ビニャーレスがトップ10入り。11番グリッドのダニロ・ペトルッチ、10番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾが続き、15番グリッドのロリス・バスが、オープンオプションの最高位となる15位に進出。
チャンピオンシップは、ポイントリーダーのバレンティーノ・ロッシは、ランク2位のホルヘ・ロレンソに対して、10ポイント差にアドバンテージを広げた。
バレンティーノ・ロッシ
「よく頑張ったよ! 完璧だったとは言いたくないけれど、とても白熱したいいレースだったと思う。マルクを引き離すことはできないとわかっていたし、彼とのバトルはいつも激しくて大変なんだ。でも今日は自分自身に自信があって、どうしても勝利を狙いたかった。終盤も懸命にプッシュし続け、最終シケインまで来たところでついにマルクが仕掛けてきた。でもちょっと遅かったんだ。そのとき僕はシケインに進入していたから接触してしまい、コーナーを曲がり切れずコースを出てしまった。このときの僕に選択肢はなかったよ。ただラッキーなことに、グラベルへ出てしまったのに転倒せずにスロットルを回し続けることができた。グラベルの深さをそのときは知らなかったが、今、考えればコントロールを失う危険性は十分にあったんだ。コースに復帰してからマルクの位置を確認。すると彼は僕以上に遅れていたというわけ。ウイークを振り返り、とても良い週末になったと改めて思う。そしてシリーズポイントでホルヘとの差を広げることができたことも非常に重要だ。このように接近しているときには、自分が好調で、コースも得意ならば最大限の収穫をもぎ取らなければならない。なぜなら、いつか必ず難しい状況に置かれるときが巡ってくるからだ。ここアッセンでまた優勝できて本当にうれしい。ヘレスではホルヘが9ポイント上回ったが、今回それを帳消しすることができた。そして今度はムジェロのものも帳消しにしなければならないと思っている… ジョークはさておき、ホルヘは非常に強くて、ここ数戦で28ポイントを挽回したのだから、今日はここでどうしても9ポイント差をもぎ取る必要があったんだ。今年のチャンピオンシップは、最終レース、最終ラップで決まると思っているからね」
カテゴリー: F1 / MotoGP
気温20度。路面温度30度のドライコンディションの中、ポールポジションのバレンティーノ・ロッシと3番グリッドのマルク・マルケスがオープニングラップから優勝争いを展開し、最終ラップの最終シケインで接触。バレンティーノ・ロッシが優勝を挙げ、マルク・マルケスが2位を獲得した。
8番グリッドのホルヘ・ロレンソは、単独走行で14.576秒差の3位。5戦連続の表彰台を獲得すれば、6番グリッドのアンドレア・イアンノーネも単独走行で4位。
最終ラップまで繰り広げられた5位争いは、5番グリッドのポル・エスパルガロが制し、7番グリッドのカル・クラッチロー、12番グリッドのブラドリー・スミスが続き、ウォームアップ走行で今季2度目の転倒を喫して左手の親指を負傷した4番グリッドのダニ・ペドロサは8位。2番グリッドのアレイシ・エスパルガロ、9番グリッドのマーベリック・ビニャーレスがトップ10入り。11番グリッドのダニロ・ペトルッチ、10番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾが続き、15番グリッドのロリス・バスが、オープンオプションの最高位となる15位に進出。
チャンピオンシップは、ポイントリーダーのバレンティーノ・ロッシは、ランク2位のホルヘ・ロレンソに対して、10ポイント差にアドバンテージを広げた。
バレンティーノ・ロッシ
「よく頑張ったよ! 完璧だったとは言いたくないけれど、とても白熱したいいレースだったと思う。マルクを引き離すことはできないとわかっていたし、彼とのバトルはいつも激しくて大変なんだ。でも今日は自分自身に自信があって、どうしても勝利を狙いたかった。終盤も懸命にプッシュし続け、最終シケインまで来たところでついにマルクが仕掛けてきた。でもちょっと遅かったんだ。そのとき僕はシケインに進入していたから接触してしまい、コーナーを曲がり切れずコースを出てしまった。このときの僕に選択肢はなかったよ。ただラッキーなことに、グラベルへ出てしまったのに転倒せずにスロットルを回し続けることができた。グラベルの深さをそのときは知らなかったが、今、考えればコントロールを失う危険性は十分にあったんだ。コースに復帰してからマルクの位置を確認。すると彼は僕以上に遅れていたというわけ。ウイークを振り返り、とても良い週末になったと改めて思う。そしてシリーズポイントでホルヘとの差を広げることができたことも非常に重要だ。このように接近しているときには、自分が好調で、コースも得意ならば最大限の収穫をもぎ取らなければならない。なぜなら、いつか必ず難しい状況に置かれるときが巡ってくるからだ。ここアッセンでまた優勝できて本当にうれしい。ヘレスではホルヘが9ポイント上回ったが、今回それを帳消しすることができた。そして今度はムジェロのものも帳消しにしなければならないと思っている… ジョークはさておき、ホルヘは非常に強くて、ここ数戦で28ポイントを挽回したのだから、今日はここでどうしても9ポイント差をもぎ取る必要があったんだ。今年のチャンピオンシップは、最終レース、最終ラップで決まると思っているからね」
カテゴリー: F1 / MotoGP