ニッキー・ヘイデン
元MotoGPチャンピオンのニッキー・ヘイデンが、イタリアで自転車で走行中に交通事故に遭い、海外メディアは“重体”だと報じている。

ニッキ・ヘイデン(35歳)は、17日(水)にイタリアのリミア近郊で友人と自転車でトレー二ング中に自動車と衝突。クルマのボンネットに乗り上げ、フロントガラスに突っ込んだという。

まだ容体についての詳細は報じられていないが、救急車と医師が現場で緊急治療を行った後、リミアの病院に搬送されたニッキー・ヘイデンは、脳と内臓に大きな損傷を負っているとされ、海外メディアは“serious condition(重体)”だと報じている。

また、緊急手術を受けたニッキー・ヘイデンは、今後24時間、医学的な昏睡状態に置かれるという。

弟のロジャー・ヘイデンは「深刻」な状況だと述べ、兄のトミー・ヘイデンと母親がイタリアに向かっており、現在、病院ではフィアンセのジャッキー・マリンが付き添っていると語った。

ニッキー・ヘイデンは、2005年にレプソル・ホンダからMotoGPクラスに参戦。2006年にチャンピオンを獲得。この2年間はスーパーバイク世界選手権に参戦。昨年のMotoGP アダゴンGPでは負傷したジャック・ミラーの代役としてエストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDSから参戦して15位、またオーストラリアGPでは負傷したダニ・ペドロサの代役としてレプソル・ホンダから参戦し、17位でフィニッシュしている。

Nicky Hayden




このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / MotoGP