【MotoGP】 ホンダ:2017年 最終戦 バレンシアGP 1日目レポート
ロードレース世界選手権 MotoGP 最終戦バレンシアGPのフリー走行は、終日、青空が広がる絶好のコンディションの中で行われ、最高峰クラスでは、2012年以来、5年ぶり、4回目の優勝を狙うダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が2番手と好調なスタートを切った。午前中1回目の走行は、気温も路面温度も低く、着実にタイムを上げていったが、コンディションがよくなった午後の走行では、RC213Vのパフォーマンスを存分に発揮した。土曜日の予選では2戦連続今季4回目のポールポジションを狙う。
総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に21点差をつけてタイトル王手で最終戦を迎えたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、FP1で5番手、FP2ではセッション終盤に転倒を喫し、1つポジションを落とし6番手で初日を終えた。タイトル決定に向けてセットアップに集中したマルケスは、セッション中ほとんどの時間でトップタイムをマークした。セッション終盤に新品タイヤを入れて走るライダーたちにポジションは譲切ったが、順調なスタートとなった。
シーズン終盤戦に入って調子を上げているジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が7番手と好調な走りで初日を終えた。FP1では転倒を喫するも2番手と好調な走りを見せ、FP2ではFP1と同タイムでポジションを落としたが、今季ベストリザルトに向けて絶好のスタートを切った。
カル・クラッチロー(LCR Honda)も着実にセットアップを進めて8番手。トップから1秒差に12台という接戦の中で着実に前進した。最終戦初日はこうしてトップ10にHonda勢が4台。今季初の表彰台独占の期待が膨らんだ。
ホームGPに闘志のティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、19番手。2日目のタイム短縮とポジションアップが期待される。
ダニ・ペドロサ(MotoGP 2番手)
「今日はうまく行ったのでとても満足しています。午後は朝よりも少し路面の温度が上がりマシンの感触がよくなりました。このまま週末を通してドライコンディションが続けば、コースもよくなり、グリップも向上していくと思うので、僕たちもこの方向性を保ったまま集中していかなくてはなりません。今日は、タイヤテストやマシンのセットアップに向けて十分な作業ができましたが、明日はさらに重要な予選の日であり、前進を続けたいです。決勝は午後に行われますが、気温の低い午前中のコンディションでも、いいペースで走れるように改善をしていきたいです」
マルク・マルケス(MotoGP 6番手)
「今日は本当に気分がよかったので、レースに向けてユーズドタイヤを使って最適なセッティングや妥協点を見つける作業を試みました。昨年のセットアップに近い状態と、最近僕たちが使っているセットアップの2種類のセットアップを試しました。明日は最終的な調整をしてからタイムアタックに行く予定ですが、全体的に感触がよく満足できる一日でした。リアにミディアムタイヤを履いた今朝の走行はペースがよく、午後に履いたソフトでは、少しプッシュしすぎてしまってセッション終盤に小さな転倒をしましたが感触はよかったです。今週は、こうしていい感触でスタートすることが大切なことで、気持ちよく乗れています。この感覚を日曜日まで保ち続けて行きたいです」
ジャック・ミラー(MotoGP 7番手)
「FP1の終わりで小さなクラッシュをした以外は、非常にいいパフォーマンスができたと思います。マッピングの改善をしている最中に、6コーナーで少しハードにプッシュしてしまいました。5コーナーから6コーナーにかけて少しウイリーしてしまい、アクセルを戻すのが少し遅すぎて、フロントタイヤが接地するまでの間に完全にラインを外してしまいました。何とか持ちこたえて周回を続けようとしましたが、フロントから転倒しました。今日は両セッションともにペースはよかったです。もし、トラフィックにつかまることがなければ、もう少し速いタイムを出せたのではないかと思います。理想的なラップタイムが出せればトップに近づけると思います。明日の天候が悪い場合を考えて、今日はトップ10位以内にいることが大切でした。朝のセッションは非常に気温が低くトリッキーな状況になるので気をつけなくてはなりません」
カル・クラッチロー(MotoGP 8番手)
「今日の結果にはとても満足しています。前戦までの3連戦は、コース幅も広く、大きく開けたコースが続いたので、そこからバレンシアのような狭いサーキットに感覚を戻すのに少し苦労しましたが、チームの作業を含め、全体としては満足しています。このサーキットはうまく乗りこなすのがとても難しく、特に右コーナーでは、今日も多くのライダーがミスをしていました。僕たちのマシンはこのサーキットでは苦戦するとは思っていましたが、今日はいい方向に作業が進み、いい仕事ができました。この流れを継続して、明日の予選に向けて最適なセッティングを作って行きたいです」
ティト・ラバト(MotoGP 19番手)
「今日は非常に安定したリズムでラップを刻むことができたのでとても満足しています。誰かの後ろについて出したタイムではなく、単独ですべてのラップをこなすことができたこともうれしいです。またタイムも1分31秒台後半から1分32秒台前半で安定していました。これは僕にとっても、とてもポジティブなことでした。Estrella Galicia 0,0 Marc VDSとの最後のレースになるので、この調子を最後までキープしたいです」
カテゴリー: F1 / MotoGP
総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に21点差をつけてタイトル王手で最終戦を迎えたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、FP1で5番手、FP2ではセッション終盤に転倒を喫し、1つポジションを落とし6番手で初日を終えた。タイトル決定に向けてセットアップに集中したマルケスは、セッション中ほとんどの時間でトップタイムをマークした。セッション終盤に新品タイヤを入れて走るライダーたちにポジションは譲切ったが、順調なスタートとなった。
シーズン終盤戦に入って調子を上げているジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が7番手と好調な走りで初日を終えた。FP1では転倒を喫するも2番手と好調な走りを見せ、FP2ではFP1と同タイムでポジションを落としたが、今季ベストリザルトに向けて絶好のスタートを切った。
カル・クラッチロー(LCR Honda)も着実にセットアップを進めて8番手。トップから1秒差に12台という接戦の中で着実に前進した。最終戦初日はこうしてトップ10にHonda勢が4台。今季初の表彰台独占の期待が膨らんだ。
ホームGPに闘志のティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、19番手。2日目のタイム短縮とポジションアップが期待される。
ダニ・ペドロサ(MotoGP 2番手)
「今日はうまく行ったのでとても満足しています。午後は朝よりも少し路面の温度が上がりマシンの感触がよくなりました。このまま週末を通してドライコンディションが続けば、コースもよくなり、グリップも向上していくと思うので、僕たちもこの方向性を保ったまま集中していかなくてはなりません。今日は、タイヤテストやマシンのセットアップに向けて十分な作業ができましたが、明日はさらに重要な予選の日であり、前進を続けたいです。決勝は午後に行われますが、気温の低い午前中のコンディションでも、いいペースで走れるように改善をしていきたいです」
マルク・マルケス(MotoGP 6番手)
「今日は本当に気分がよかったので、レースに向けてユーズドタイヤを使って最適なセッティングや妥協点を見つける作業を試みました。昨年のセットアップに近い状態と、最近僕たちが使っているセットアップの2種類のセットアップを試しました。明日は最終的な調整をしてからタイムアタックに行く予定ですが、全体的に感触がよく満足できる一日でした。リアにミディアムタイヤを履いた今朝の走行はペースがよく、午後に履いたソフトでは、少しプッシュしすぎてしまってセッション終盤に小さな転倒をしましたが感触はよかったです。今週は、こうしていい感触でスタートすることが大切なことで、気持ちよく乗れています。この感覚を日曜日まで保ち続けて行きたいです」
ジャック・ミラー(MotoGP 7番手)
「FP1の終わりで小さなクラッシュをした以外は、非常にいいパフォーマンスができたと思います。マッピングの改善をしている最中に、6コーナーで少しハードにプッシュしてしまいました。5コーナーから6コーナーにかけて少しウイリーしてしまい、アクセルを戻すのが少し遅すぎて、フロントタイヤが接地するまでの間に完全にラインを外してしまいました。何とか持ちこたえて周回を続けようとしましたが、フロントから転倒しました。今日は両セッションともにペースはよかったです。もし、トラフィックにつかまることがなければ、もう少し速いタイムを出せたのではないかと思います。理想的なラップタイムが出せればトップに近づけると思います。明日の天候が悪い場合を考えて、今日はトップ10位以内にいることが大切でした。朝のセッションは非常に気温が低くトリッキーな状況になるので気をつけなくてはなりません」
カル・クラッチロー(MotoGP 8番手)
「今日の結果にはとても満足しています。前戦までの3連戦は、コース幅も広く、大きく開けたコースが続いたので、そこからバレンシアのような狭いサーキットに感覚を戻すのに少し苦労しましたが、チームの作業を含め、全体としては満足しています。このサーキットはうまく乗りこなすのがとても難しく、特に右コーナーでは、今日も多くのライダーがミスをしていました。僕たちのマシンはこのサーキットでは苦戦するとは思っていましたが、今日はいい方向に作業が進み、いい仕事ができました。この流れを継続して、明日の予選に向けて最適なセッティングを作って行きたいです」
ティト・ラバト(MotoGP 19番手)
「今日は非常に安定したリズムでラップを刻むことができたのでとても満足しています。誰かの後ろについて出したタイムではなく、単独ですべてのラップをこなすことができたこともうれしいです。またタイムも1分31秒台後半から1分32秒台前半で安定していました。これは僕にとっても、とてもポジティブなことでした。Estrella Galicia 0,0 Marc VDSとの最後のレースになるので、この調子を最後までキープしたいです」
カテゴリー: F1 / MotoGP