ロードレース世界選手権 青山博一 ホンダ
ホンダは、10月13日(金)から開催される、FIM ロードレース世界選手権(以下、MotoGP)第15戦日本GPにHRCテストライダーの青山博一を起用することを決定した。

青山博一は、9月29日(金)にトライアルマシンでのトレーニング中に右足を骨折したジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)の代役となり、2016年マレーシアGP以来のMotoGP参戦となる。

これにより、Estrella Galicia 0,0 Marc VDSは、10月15日(日)に決勝日を迎える第15戦日本グランプリにレギュラーライダーのティト・ラバトと青山博一の2名体制で挑む。

また、10月1日(日)に全日本ロードレース選手権J-GP2クラスのタイトル獲得を決めた水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO.)、J-GP2クラスでランキング4位につけている榎戸育寛(MOTOBUMHONDA)がMoto2クラスにワイルドカード参戦することが決まった。

青山博一
「HRCからジャック(ミラー)のケガの話を聞いたときは驚きました。ジャックはシーズン中に調子を上げてきていたのでとても残念です。彼の代わりに走るからには、ベストな仕事ができるよう、しっかり集中すると同時に、1年ぶりのレースなので慎重かつ焦らずに臨みたいと思います。この機会をくれたマイケル・バルトレミーさんとEstrella Galicia 0,0 Marc VDSチームに、とても感謝しています。代役はとても難しい仕事ですが、チームには知人のスタッフも多く、チームメートのティト(ラバト)も、とても優秀な選手ですので、チーム全員でいいレースができるように努力していきたいと思います。久々に日本のファンの皆様の前で走れることを楽しみにしていますので、ぜひ応援をお願いいたします」

水野涼
「このたび第15戦日本GPのMoto2クラスにワイルドカードで参戦することが決まり、大変うれしく思っています。今年の全日本選手権J-GP2クラスでは念願のチャンピオンを獲得することができました。ツインリンクもてぎは走り慣れたコースです。世界の走りがどのくらいなのか、不安や緊張はありますが、全日本チャンピオンとして、一つでも上のポジションを狙えるよう、思いきってチャレンジしていきたいと思います。皆様ご声援をよろしくお願いします」

榎戸育寛
「今回、日本GPのMoto2クラスにワイルドカード参戦することになりました。初めての世界選手権に参戦ということで、不安もたくさんありますが、すこしでも存在感を見せられるようなレースをしていきたいと思いますので、皆様、応援をよろしくお願いします。チーム関係者やスポンサー様など多くの方にご支援をいただき、この場に立つことができました。ありがとうございました」

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カテゴリー: F1 / MotoGP