【MotoGP】 ホンダ:日本GP 金曜フリー走行 ライダーコメント
MotoGP 第15戦 日本GPのフリー走行が14日(金)、ツインリンクもてぎで行われた。
初日となる10月14日(金)は、Moto3クラスで40分間の“フリー走行”が、Moto2クラスとMotoGPクラスでは45分間の“フリー走行”が午前・午後に分けてそれぞれ1回ずつ行われた。
MotoGP コメント
マルク・マルケス(MotoGP 4番手)
「ダニのケガは本当に残念でした。いつものスピードが戻ってきていたし、早くよくなることを願っています。今日は思っていた以上にいいフィーリングでした。正直、もう少し苦戦すると思っていましたが、最初から感触はそれほど悪くありませんでした。今日はいい仕事ができました。午後はフロントにハードタイヤを試し、少しプッシュしようとしているときに転倒してしまいました。でも引き続き走ることができたし、ラップタイムも更新しました。これはポジティブなことでした。ここではライバルたちが強いサーキットですが、彼らとはそれほど差はありませんでした」
カル・クラッチロー(MotoGP 5番手)
「少し疲れていますが、今日はそれほど悪い日ではありませんでした。全体的にはマシンの仕上がりにかなり満足しています。改善の余地も、少し苦戦しているエリアもありますが、それでも、とても満足しています。今日は違うセッティングをいくつか試しました。そのため、少し時間を無駄にしてしまったかもしれませんが、それも想定内のことでした。明日も向けて引き続きデータを検証していきます。さらに少し前進できることを願っています」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 9番手)
「本当に悲しいです。ホンダのホームサーキットでレースをすることをとても楽しみにしていました。このサーキットは大好きなサーキットのうちの1つです。FP2のアウトラップでした。11コーナーに入った瞬間にリアから滑り、タイヤがグリップが復活したときに宙に飛ばされました。これ以上話すことはありません。できる限り早くサーキットに戻ってこられるよう回復することに集中したいです。僕の代役として彼のホームファンの前でレースをするヒロに幸運を祈ります」
ジャック・ミラー(MotoGP 18番手)
「今日は久しぶりの走行となり、セットアップに苦戦しました。明日は、もう少しいい走りができることを願っていますが、今日は難しい一日でした。明日に向けて気持ちを切り替え、なにができるか考えたいです。どこを改善できるのか、データを検証するために今夜は長い夜になりそうですが、さらに自信をつけるためにいい方法を見つけたいです。リアタイヤのスピンが少し多く、それに苦しんでいます。フロントエンドのハンドリングも、もっとよくする必要があります」
ティト・ラバト(MotoGP 19番手)
「このサーキットはとても好きです。そして、ホンダにとって重要なレースになります。午前中の走行は、レースウイークのスタートとしては満足しています。着実にタイムを更新したし、すべてひとりで走ることができたのでうれしいです。FP2の最後はもっと速く走ることができたと思いますが、6コーナーでラバティが僕の前で大きなクラッシュをしたので完全なラップにはなりませんでした。ファステストタイムとのギャップの大きさは分かっています。明日は落ち着いて集中して走らなければなりません。そしてマシンのセットアップを進めたいです」
青山博一(MotoGP)
「ダニのことは本当に残念でした。早く治ることを願っています。このような形でレースに戻るのは、最良の方法ではありませんが、友人やファンの前でHondaのためにベストを尽くします。マイク・ジョーンズが僕のレーシングナンバ―の7をすでに使っているので、僕は73を使います。この番号は250cc時代の最初のシーズンに使った番号です」
Moto2 コメント
トーマス・ルティ(Moto2 1番手)
「今日はそれほど悪くありませんでした。最初のプラクティスは少し変わったコンディションでした。路面のフィーリングがつかめませんでした。実際どのクラスでも多くのライダーが転倒していました。でも午後はかなりいいペースをつかむことができました。いいセットアップも見つかりました。今大会で使える2種類のタイヤにはかなり大きな違いがあります」
中上貴晶(Moto2 2番手)
「今日は全体的にいい一日でした。午前中の走行でトップタイム。午後の走行で2番手と順調に終えることができました。今日はもてぎでの自己ベストを更新して初めて1分50秒台に入れたこともうれしかったです。これまでは1分51秒3がベスト。それを初日に更新できました。マシンのレベルもすごくいいです。あとは予選でいいタイムを出し、決勝に向けて準備をしたいです。予想していた以上にファンの方から声援を送っていただいて、すごくうれしいです。すごく期待されていることを感じましたし、それに応えたいです。ファンの声援は力になります。日の丸は昨年より多いような気がします。明日あさってと、もっと増えると思います。今大会はいいスタートが切れました」
フランコ・モルビデリ(Moto2 3番手)
「今日は両方のセッションで、戦闘的に走ることができたので、満足しています。昨年のもてぎは、足のケガのために決勝を走れませんでした。今日は、このサーキットでの自信を取り戻すことがすべてでした。これが唯一の心配事だったので、うれしいです。明日は、マシンのセットアップに集中して取り組むことができます。また、決勝に向けてタイヤライフに取り組むことも重要になります」
サム・ロース(Moto2 4番手)
「とてもいい1日でした。ルティが今日は最速でしたが、心配はしていません。彼はこのサーキットではいつも速いし、僕たちにはまだ改善の余地があります。今日はいろいろなことに取り組みましたが、ハードタイヤを使ったとき、少し誤った方向に進んでしまいました。そのほかのタイヤでは大きく前進できました。明日の予選では、もちろんポールポジション争いができると思います」
関口太郎(Moto2 30番手)
「今日はシェイクダウンのような状況だったので、確認しながら走行をこなしました。14年型のTSRでの参戦です。今回はいつものスタッフに加えてTSRのスタッフ、プラスワンのスタッフに来てもらい、限られた時間の中で、マシンのセットアップを行いました。マシンだけでなく、ライディングのアプローチを変えました。9年ぶりにGPライダーたちと一緒に走れる機会を得て、よかったと思います。GPライダーと走るのは簡単ではないですし、やりがいを感じます。明日は、もっといい走りをします」
Moto3 コメント
エネア・バスティアニーニ(Moto3 1番手)
「今日はとてもうまくいきました。午前中から速さがありました。しかし、十分ではなかったので、午後のセッションに向けてデータをチェックしました。このサーキットはあまりグリップがなく、低速コーナーの出口で少し苦戦しています。でも午後は改善できたし、いいパフォーマンスを出せました。明日の予選はいつものように激しいバトルになると思うので、引き続きがんばって取り組みます」
尾野弘樹(Moto3 2番手)
「初日2番手で終えられましたが、セッション終盤に転んでしまい、しっかり力を出し切れませんでした。今日はあまりフィーリングがよくなかったのですが、そういう状況の中では、順調にタイムを更新することができました。セッション終盤に転んだ理由は、フロントから切れ込んだためです。まだ、自分のライディングもマシンのセットアップもまとまってきていないので、引き続き明日も取り組みたいです」
リビオ・ロイ(Moto3 3番手)
「このサーキットは好きです。とても自信があり、初日を3番手で終えられて、すばらしい気分です。マシンの感触は最高です。全体的に速さがありますが、セクター3でまだ改善の余地があります。明日の予選でさらに改善させなければなりませんが、今のところとても調子がいいです」
岡崎静夏(Moto3 35番手)
「SP1で自己ベストに近いタイムをすぐに出すことができました。いつも乗っているエンジンよりも速く、うまくインにつけない状況でしたが、タイムが出ました。もっとタイムが詰まると思い、SP2に挑みましたが、思うようにタイムを上げることができませんでした。SP1のバランスの方が乗りやすかったので、明日はもう一度見直していきたいと思っています。今日は抜かれてばっかりでしたが、そのスピードが信じられないくらい速くて衝撃的でした。グランプリを走っているんだなと実感しました。明日は、マシンをしっかり仕上げ、もっと速く走れるようにがんばります」
関連:【MotoGP】 ホンダ:日本GP 金曜フリー走行 レポート
カテゴリー: F1 / MotoGP / ホンダF1
初日となる10月14日(金)は、Moto3クラスで40分間の“フリー走行”が、Moto2クラスとMotoGPクラスでは45分間の“フリー走行”が午前・午後に分けてそれぞれ1回ずつ行われた。
MotoGP コメント
マルク・マルケス(MotoGP 4番手)
「ダニのケガは本当に残念でした。いつものスピードが戻ってきていたし、早くよくなることを願っています。今日は思っていた以上にいいフィーリングでした。正直、もう少し苦戦すると思っていましたが、最初から感触はそれほど悪くありませんでした。今日はいい仕事ができました。午後はフロントにハードタイヤを試し、少しプッシュしようとしているときに転倒してしまいました。でも引き続き走ることができたし、ラップタイムも更新しました。これはポジティブなことでした。ここではライバルたちが強いサーキットですが、彼らとはそれほど差はありませんでした」
カル・クラッチロー(MotoGP 5番手)
「少し疲れていますが、今日はそれほど悪い日ではありませんでした。全体的にはマシンの仕上がりにかなり満足しています。改善の余地も、少し苦戦しているエリアもありますが、それでも、とても満足しています。今日は違うセッティングをいくつか試しました。そのため、少し時間を無駄にしてしまったかもしれませんが、それも想定内のことでした。明日も向けて引き続きデータを検証していきます。さらに少し前進できることを願っています」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 9番手)
「本当に悲しいです。ホンダのホームサーキットでレースをすることをとても楽しみにしていました。このサーキットは大好きなサーキットのうちの1つです。FP2のアウトラップでした。11コーナーに入った瞬間にリアから滑り、タイヤがグリップが復活したときに宙に飛ばされました。これ以上話すことはありません。できる限り早くサーキットに戻ってこられるよう回復することに集中したいです。僕の代役として彼のホームファンの前でレースをするヒロに幸運を祈ります」
ジャック・ミラー(MotoGP 18番手)
「今日は久しぶりの走行となり、セットアップに苦戦しました。明日は、もう少しいい走りができることを願っていますが、今日は難しい一日でした。明日に向けて気持ちを切り替え、なにができるか考えたいです。どこを改善できるのか、データを検証するために今夜は長い夜になりそうですが、さらに自信をつけるためにいい方法を見つけたいです。リアタイヤのスピンが少し多く、それに苦しんでいます。フロントエンドのハンドリングも、もっとよくする必要があります」
ティト・ラバト(MotoGP 19番手)
「このサーキットはとても好きです。そして、ホンダにとって重要なレースになります。午前中の走行は、レースウイークのスタートとしては満足しています。着実にタイムを更新したし、すべてひとりで走ることができたのでうれしいです。FP2の最後はもっと速く走ることができたと思いますが、6コーナーでラバティが僕の前で大きなクラッシュをしたので完全なラップにはなりませんでした。ファステストタイムとのギャップの大きさは分かっています。明日は落ち着いて集中して走らなければなりません。そしてマシンのセットアップを進めたいです」
青山博一(MotoGP)
「ダニのことは本当に残念でした。早く治ることを願っています。このような形でレースに戻るのは、最良の方法ではありませんが、友人やファンの前でHondaのためにベストを尽くします。マイク・ジョーンズが僕のレーシングナンバ―の7をすでに使っているので、僕は73を使います。この番号は250cc時代の最初のシーズンに使った番号です」
Moto2 コメント
トーマス・ルティ(Moto2 1番手)
「今日はそれほど悪くありませんでした。最初のプラクティスは少し変わったコンディションでした。路面のフィーリングがつかめませんでした。実際どのクラスでも多くのライダーが転倒していました。でも午後はかなりいいペースをつかむことができました。いいセットアップも見つかりました。今大会で使える2種類のタイヤにはかなり大きな違いがあります」
中上貴晶(Moto2 2番手)
「今日は全体的にいい一日でした。午前中の走行でトップタイム。午後の走行で2番手と順調に終えることができました。今日はもてぎでの自己ベストを更新して初めて1分50秒台に入れたこともうれしかったです。これまでは1分51秒3がベスト。それを初日に更新できました。マシンのレベルもすごくいいです。あとは予選でいいタイムを出し、決勝に向けて準備をしたいです。予想していた以上にファンの方から声援を送っていただいて、すごくうれしいです。すごく期待されていることを感じましたし、それに応えたいです。ファンの声援は力になります。日の丸は昨年より多いような気がします。明日あさってと、もっと増えると思います。今大会はいいスタートが切れました」
フランコ・モルビデリ(Moto2 3番手)
「今日は両方のセッションで、戦闘的に走ることができたので、満足しています。昨年のもてぎは、足のケガのために決勝を走れませんでした。今日は、このサーキットでの自信を取り戻すことがすべてでした。これが唯一の心配事だったので、うれしいです。明日は、マシンのセットアップに集中して取り組むことができます。また、決勝に向けてタイヤライフに取り組むことも重要になります」
サム・ロース(Moto2 4番手)
「とてもいい1日でした。ルティが今日は最速でしたが、心配はしていません。彼はこのサーキットではいつも速いし、僕たちにはまだ改善の余地があります。今日はいろいろなことに取り組みましたが、ハードタイヤを使ったとき、少し誤った方向に進んでしまいました。そのほかのタイヤでは大きく前進できました。明日の予選では、もちろんポールポジション争いができると思います」
関口太郎(Moto2 30番手)
「今日はシェイクダウンのような状況だったので、確認しながら走行をこなしました。14年型のTSRでの参戦です。今回はいつものスタッフに加えてTSRのスタッフ、プラスワンのスタッフに来てもらい、限られた時間の中で、マシンのセットアップを行いました。マシンだけでなく、ライディングのアプローチを変えました。9年ぶりにGPライダーたちと一緒に走れる機会を得て、よかったと思います。GPライダーと走るのは簡単ではないですし、やりがいを感じます。明日は、もっといい走りをします」
Moto3 コメント
エネア・バスティアニーニ(Moto3 1番手)
「今日はとてもうまくいきました。午前中から速さがありました。しかし、十分ではなかったので、午後のセッションに向けてデータをチェックしました。このサーキットはあまりグリップがなく、低速コーナーの出口で少し苦戦しています。でも午後は改善できたし、いいパフォーマンスを出せました。明日の予選はいつものように激しいバトルになると思うので、引き続きがんばって取り組みます」
尾野弘樹(Moto3 2番手)
「初日2番手で終えられましたが、セッション終盤に転んでしまい、しっかり力を出し切れませんでした。今日はあまりフィーリングがよくなかったのですが、そういう状況の中では、順調にタイムを更新することができました。セッション終盤に転んだ理由は、フロントから切れ込んだためです。まだ、自分のライディングもマシンのセットアップもまとまってきていないので、引き続き明日も取り組みたいです」
リビオ・ロイ(Moto3 3番手)
「このサーキットは好きです。とても自信があり、初日を3番手で終えられて、すばらしい気分です。マシンの感触は最高です。全体的に速さがありますが、セクター3でまだ改善の余地があります。明日の予選でさらに改善させなければなりませんが、今のところとても調子がいいです」
岡崎静夏(Moto3 35番手)
「SP1で自己ベストに近いタイムをすぐに出すことができました。いつも乗っているエンジンよりも速く、うまくインにつけない状況でしたが、タイムが出ました。もっとタイムが詰まると思い、SP2に挑みましたが、思うようにタイムを上げることができませんでした。SP1のバランスの方が乗りやすかったので、明日はもう一度見直していきたいと思っています。今日は抜かれてばっかりでしたが、そのスピードが信じられないくらい速くて衝撃的でした。グランプリを走っているんだなと実感しました。明日は、マシンをしっかり仕上げ、もっと速く走れるようにがんばります」
関連:【MotoGP】 ホンダ:日本GP 金曜フリー走行 レポート
カテゴリー: F1 / MotoGP / ホンダF1