MotoGP:フランチェスコ・バニャイアが今季5勝目 / オーストリアGP
2023年 MotoGP 第10戦 オーストリアGPの決勝レースが8月20日(日)にレッドブルで行われ、フランチェスコ・バニャイアが勝利した。
気温30度、路面温度33度のドライコンディションの中、ポールポジションのフランチェスコ・バニャイアは、前日に開催されたショートレースのティソ・スプリントを再現するように、オープニングラップからレースの主導権を握り、開幕戦ポルトガルGP、第4戦スペインGP、第6戦イタリアGP、第8戦TTアッセンに続き今季5勝目。
ティソ・スプリントと決勝レースのダブルウィンは開幕戦ポルトガルGP、第6戦イタリアGPに続き今季3度目の達成。ポール・トゥ・ウィンは第6戦イタリアGPに続き今季2度目。第6戦イタリアGPから5戦連続7度目の表彰台。プレミアクラス27度目、キャリア通算50度目の表彰台を獲得した。
トップ5に4台が進出
7番グリッドのマルコ・ベッツェッキは7.208秒差の3位。第8戦TTアッセンに続き、今季5度目の表彰台を獲得すれば、6番グリッドのルカ・マリーニは10.343秒差の4位。5番グリッドのアレックス・マルケスは11.039秒差の5位。
ロングラップペナルティ後に6人抜き
ティソ・スプリントのスタート直後に発生した多重クラッシュに対して無責任な行為により、ロングラップペナルティが科せられた12番グリッドのホルヘ・マルティンは、7番手走行中の4ラップ目に消化して13番手に後退したが、6人を抜いて12.917秒差の7位。ウォームアップ走行で今季初めて1番手に進出した13番グリッドのエネア・バスティアニーニは20.729秒差の10位。10番グリッドのヨハン・ザルコは13位。20番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは17位。
KTM地元で表彰台獲得
3番グリッドのブラッド・ビンダーは5.191秒差の2位。第4戦スペインGP、第9戦イギリスGPに続き3度目の表彰台を獲得すれば、22番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは14位。開幕から10戦連続のポイント連取を達成すれば、4番グリッドのジャック・ミラーは15位。
プラクティスの低速走行が理由でグリッドポジションを3つ降格した16番グリッドのポル・エスパルガロは14番手でゴールしたが、トラックリミットによるロングラップペナルティにより3秒が加算されて16位。
アプリリア最高位は6位
2番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、オープニングラップで9番手に後退したことが影響して11.724秒差の6位。11番グリッドのアレイシ・エスパルガロは20.231秒差の9位。23番グリッドのロレンソォ・サバドーリは19位。
8番グリッドのミゲール・オリベイラは、フロントのチャタリングが原因で7ラップ目にリタイアを決断。17番グリッドのラウール・フェルナンデェスはリタイア。
日本メーカー最高位は8位
9番グリッドのファビオ・クアルタラロは19.509秒差の8位。第5戦フランスGP以来5度目となる1桁台に進出すれば、14番グリッドのフランコ・モルビデリは21.527秒差の11位に入り、開幕から10戦連続のポイント圏内進出。
今季初のポイント圏内
18番グリッドのマルク・マルケスは、グリッドで唯一リアにソフトタイヤを選択して、23.027秒差の12位。昨年11月の第19戦マレーシアGP以来今季初めて決勝レースでポイントを稼ぎ、19番グリッドの中上貴晶は32.316秒差の18位。
21番グリッドのイケル・レクオナは、トラックリミットのロングラップペナルティにより3秒が加算されて20位。15番グリッドのジョアン・ミルは、16番手走行中の13ラップ目3コーナーで今季14度目の転倒。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのフランチェスコ・バニャイアは、25ポイントを加算。週末に37ポイントを稼ぎ、総合2位ホルヘ・マルティンに対して、アドバンテージを46ポイント差から62ポイント差に拡大。総合3位マルコ・ベッツェッキは68ポイント差。
カタルーニャGP
次戦の開催地は、バルセロナ-カタルーニャ・サーキット。2週間後の9月1日に初日、2日に公式予選とティソ・スプリント、3日に決勝レースが開催され、翌週には2連戦の2戦目となる第12戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPがミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催され、翌日にはオフィシャルテストが予定されている。
カテゴリー: F1 / MotoGP
気温30度、路面温度33度のドライコンディションの中、ポールポジションのフランチェスコ・バニャイアは、前日に開催されたショートレースのティソ・スプリントを再現するように、オープニングラップからレースの主導権を握り、開幕戦ポルトガルGP、第4戦スペインGP、第6戦イタリアGP、第8戦TTアッセンに続き今季5勝目。
ティソ・スプリントと決勝レースのダブルウィンは開幕戦ポルトガルGP、第6戦イタリアGPに続き今季3度目の達成。ポール・トゥ・ウィンは第6戦イタリアGPに続き今季2度目。第6戦イタリアGPから5戦連続7度目の表彰台。プレミアクラス27度目、キャリア通算50度目の表彰台を獲得した。
トップ5に4台が進出
7番グリッドのマルコ・ベッツェッキは7.208秒差の3位。第8戦TTアッセンに続き、今季5度目の表彰台を獲得すれば、6番グリッドのルカ・マリーニは10.343秒差の4位。5番グリッドのアレックス・マルケスは11.039秒差の5位。
ロングラップペナルティ後に6人抜き
ティソ・スプリントのスタート直後に発生した多重クラッシュに対して無責任な行為により、ロングラップペナルティが科せられた12番グリッドのホルヘ・マルティンは、7番手走行中の4ラップ目に消化して13番手に後退したが、6人を抜いて12.917秒差の7位。ウォームアップ走行で今季初めて1番手に進出した13番グリッドのエネア・バスティアニーニは20.729秒差の10位。10番グリッドのヨハン・ザルコは13位。20番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは17位。
KTM地元で表彰台獲得
3番グリッドのブラッド・ビンダーは5.191秒差の2位。第4戦スペインGP、第9戦イギリスGPに続き3度目の表彰台を獲得すれば、22番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは14位。開幕から10戦連続のポイント連取を達成すれば、4番グリッドのジャック・ミラーは15位。
プラクティスの低速走行が理由でグリッドポジションを3つ降格した16番グリッドのポル・エスパルガロは14番手でゴールしたが、トラックリミットによるロングラップペナルティにより3秒が加算されて16位。
アプリリア最高位は6位
2番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、オープニングラップで9番手に後退したことが影響して11.724秒差の6位。11番グリッドのアレイシ・エスパルガロは20.231秒差の9位。23番グリッドのロレンソォ・サバドーリは19位。
8番グリッドのミゲール・オリベイラは、フロントのチャタリングが原因で7ラップ目にリタイアを決断。17番グリッドのラウール・フェルナンデェスはリタイア。
日本メーカー最高位は8位
9番グリッドのファビオ・クアルタラロは19.509秒差の8位。第5戦フランスGP以来5度目となる1桁台に進出すれば、14番グリッドのフランコ・モルビデリは21.527秒差の11位に入り、開幕から10戦連続のポイント圏内進出。
今季初のポイント圏内
18番グリッドのマルク・マルケスは、グリッドで唯一リアにソフトタイヤを選択して、23.027秒差の12位。昨年11月の第19戦マレーシアGP以来今季初めて決勝レースでポイントを稼ぎ、19番グリッドの中上貴晶は32.316秒差の18位。
21番グリッドのイケル・レクオナは、トラックリミットのロングラップペナルティにより3秒が加算されて20位。15番グリッドのジョアン・ミルは、16番手走行中の13ラップ目3コーナーで今季14度目の転倒。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのフランチェスコ・バニャイアは、25ポイントを加算。週末に37ポイントを稼ぎ、総合2位ホルヘ・マルティンに対して、アドバンテージを46ポイント差から62ポイント差に拡大。総合3位マルコ・ベッツェッキは68ポイント差。
カタルーニャGP
次戦の開催地は、バルセロナ-カタルーニャ・サーキット。2週間後の9月1日に初日、2日に公式予選とティソ・スプリント、3日に決勝レースが開催され、翌週には2連戦の2戦目となる第12戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPがミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催され、翌日にはオフィシャルテストが予定されている。
2023年 MotoGP 第10戦 オーストリアGP 結果
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | F・バニャイア | Ducati Lenovo Team | Ducati | 42:23.315 |
2 | B・ビンダー | Red Bull KTM Factory Racing | KTM | +5.191 |
3 | M・ベッツェッキ | Mooney VR46 Racing Team | Ducati | +7.708 |
4 | L・マリーニ | Mooney VR46 Racing Team | Ducati | +10.343 |
5 | A・マルケス | Gresini Racing MotoGP | Ducati | +11.039 |
6 | M・ビニャーレス | Aprilia Racing | Aprilia | +11.724 |
7 | J・マルティン | Prima Pramac Racing | Ducati | +12.917 |
8 | F・クアルタラロ | Monster Energy Yamaha MotoGP | Yamaha | +19.509 |
9 | A・エスパルガロ | Aprilia Racing | Aprilia | +20.231 |
10 | E・バスティアニーニ | Ducati Lenovo Team | Ducati | +20.729 |
11 | F・モルビデリ | Monster Energy Yamaha MotoGP | Yamaha | +21.527 |
12 | M・マルケス | Repsol Honda Team | Honda | +23.027 |
13 | J・ザルコ | Pramac Racing | Ducati | +24.259 |
14 | P・エスパルガロ | GASGAS Factory Racing Tech3 | KTM | +25.073 |
15 | A・フェルナンデス | GASGAS Factory Racing Tech3 | KTM | +25.365 |
カテゴリー: F1 / MotoGP