MotoGP アルゼンチンGP:物流問題で機材が届かず金曜セッション中止
MotoGPは、2022年第3戦アルゼンチンGPに向けて貨物機に技術的な問題が発生したことから機材の到着が遅れ、土曜にフリー走行と公式予選を実施、決勝レースを行うようスケジュールを変更した
MotoGPの商業権を所有するドルナスポーツは3月31日(木)、機材搬送のロジスティックに問題が発生したことから、今週末に3年ぶりにテルマス・デ・リオ・オンドで開催される第3戦アルゼンチンのタイムスケジュール変更を発表。決勝レースのスタート時間及び周回数に変更はなく、当初の予定通りに実施される。
ロンボク島のプルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで初開催された前戦インドネシアGP終了後、サーキット近郊のロンボク国際空港からテルマス・デ・リオ・オンド近郊のサン・ミゲル・デ・トゥクマン空港まで、全ての機材を輸送するために5機の大型貨物機を使用したが、2機のフライトに影響を与える別々の問題が発生したことから、最後の貨物機が金曜に到着することになり、3クラスのタイムスケジュールを変更することを余儀なくされた。
ドルナスポーツの最高経営責任者カルメロ・エスペレータは、第3戦アルゼンチンGPの開催地テルマス・デ・リオ・オンドのプレスカンファレンスルームで記者会見を開き、タイムスケジュールの変更を強いられたロジスティックの問題と状況を説明した。
「ご存知のように、我々は2週間前にロンボク島いました。途中で1週間あったことから、全てが上手く準備されていました。先週の水曜に幾つかの貨物機が異なる経路でロンボク島からアルゼンチンに向けて飛びました。そのうちの1機がアフリカのモンバサ(ケニア)で問題が起こりました。既にアルゼンチンに到着していた他の貨物機をロンボク島に戻し、最後の機材をアルゼンチンに搬送すべきであると決断を下しましたが、残念なことに、その貨物機も、再びモンバサで技術的な問題が発生したことから、到着できませんでした。」とカルメロ・エスペレータは説明。
「当初、昨日離陸して、今日の遅くに到着する予定でしたが、問題は我々が思っていた以上に大きかったです。どうやら問題は、4つのエンジンのうち1つのバルブにあります。モンバサにバルブを搬送するために、2機の貨物機がありました。理論的には、バルブはまもなくモンバサに到着し、今日の午後に修理されます。全てが順調に進めば、今夜8時頃に、土曜に向けて準備された新しいスケジュールを実行するために、時間通りに出発します」
フリー走行1とフリー走行2は、金曜から土曜に変更され、軽量級と中量級のフリー走行3、最高峰クラスのフリー走行4は実施されず、公式予選1と公式予選2の振り分けは、フリー走行1とフリー走行2の総合により決定される。
ウォームアップ走行は、開始時間と走行時間が変更されるが、3クラスの決勝レースは変更がなく、予定通りに開催される。
ロンボク国際空港からサン・ミゲル・デ・トゥクマン空港までは、5機の大型貨物機を使用。計画されていたルートは、3機がモンバサ(ケニア)、ラゴス(ナイジェリア)、ブラジルを経由。2機はドーハ(カタール)、アクラ(ガーナ)を経由。
先週水曜にテクニカルストップ(給油)のためにケニアのモンバサ国際空港に着陸中、1機に問題が発生。既にサン・ミゲル・デ・トゥクマン空港に到着していた最初の1機は、他の機材を積むためにロンボク国際空港に戻る予定だったが、同日に乗り継ぎの際に技術的な問題が発生。
アルゼンチンの現地時間の木曜、午前の時点で、モンバサ国際空港に1機が着陸した状態であり、技術問題を解決するために、部品を積んだ1機が欧州から、もう1機を中東からバックアップとして派遣。夜に出発し、ラゴス、ブラジルを経由して、1日の午前にサン・ミゲル・デ・トゥクマン空港に到着予定となっている。
MotoGP 2022年第3戦アルゼンチンGP スケジュール/現地時間(日本時間)
■3月31日(金)
12時00分(00時00分):プレスカンファレンス
■4月2日(土)
08時45分(20時45分):Moto3クラス/フリー走行1(40分間)
09時40分(21時40分):Moto2クラス/フリー走行1(40分間)
10時35分(22時35分):MotoGPクラス/フリー走行1(45分間)
12時00分(24時00分):Moto3クラス/決勝レース(21ラップ)
13時20分(01時20分):Moto2クラス/決勝レース(23ラップ)
15時00分(03時00分):MotoGPクラス/決勝レース(25ラップ)
14時35分(02時35分):Moto3クラス/公式予選1(15分間)
15時00分(03時00分):Moto3クラス/公式予選2(15分間)
15時30分(03時30分):Moto2クラス/公式予選1(15分間)
15時55分(03時55分):Moto2クラス/公式予選2(15分間)
16時25分(04時25分):MotoGPクラス/フリー走行3(30分間)
17時05分(05時05分):MotoGPクラス/公式予選1(15分間)
17時30分(05時30分):MotoGPクラス/公式予選2(15分間)
■4月3日(日)
09時30分(21時30分):Moto3クラス/ウォームアップ走行(20分間)
10時00分(22時00分):Moto2クラス/ウォームアップ走行(20分間)
10時30分(22時30分):MotoGPクラス/ウォームアップ走行(20分間)
12時00分(24時00分):Moto3クラス/決勝レース(21ラップ)
13時20分(01時20分):Moto2クラス/決勝レース(23ラップ)
15時00分(03時00分):MotoGPクラス/決勝レース(25ラップ)
カテゴリー: F1 / MotoGP
MotoGPの商業権を所有するドルナスポーツは3月31日(木)、機材搬送のロジスティックに問題が発生したことから、今週末に3年ぶりにテルマス・デ・リオ・オンドで開催される第3戦アルゼンチンのタイムスケジュール変更を発表。決勝レースのスタート時間及び周回数に変更はなく、当初の予定通りに実施される。
ロンボク島のプルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで初開催された前戦インドネシアGP終了後、サーキット近郊のロンボク国際空港からテルマス・デ・リオ・オンド近郊のサン・ミゲル・デ・トゥクマン空港まで、全ての機材を輸送するために5機の大型貨物機を使用したが、2機のフライトに影響を与える別々の問題が発生したことから、最後の貨物機が金曜に到着することになり、3クラスのタイムスケジュールを変更することを余儀なくされた。
ドルナスポーツの最高経営責任者カルメロ・エスペレータは、第3戦アルゼンチンGPの開催地テルマス・デ・リオ・オンドのプレスカンファレンスルームで記者会見を開き、タイムスケジュールの変更を強いられたロジスティックの問題と状況を説明した。
「ご存知のように、我々は2週間前にロンボク島いました。途中で1週間あったことから、全てが上手く準備されていました。先週の水曜に幾つかの貨物機が異なる経路でロンボク島からアルゼンチンに向けて飛びました。そのうちの1機がアフリカのモンバサ(ケニア)で問題が起こりました。既にアルゼンチンに到着していた他の貨物機をロンボク島に戻し、最後の機材をアルゼンチンに搬送すべきであると決断を下しましたが、残念なことに、その貨物機も、再びモンバサで技術的な問題が発生したことから、到着できませんでした。」とカルメロ・エスペレータは説明。
「当初、昨日離陸して、今日の遅くに到着する予定でしたが、問題は我々が思っていた以上に大きかったです。どうやら問題は、4つのエンジンのうち1つのバルブにあります。モンバサにバルブを搬送するために、2機の貨物機がありました。理論的には、バルブはまもなくモンバサに到着し、今日の午後に修理されます。全てが順調に進めば、今夜8時頃に、土曜に向けて準備された新しいスケジュールを実行するために、時間通りに出発します」
フリー走行1とフリー走行2は、金曜から土曜に変更され、軽量級と中量級のフリー走行3、最高峰クラスのフリー走行4は実施されず、公式予選1と公式予選2の振り分けは、フリー走行1とフリー走行2の総合により決定される。
ウォームアップ走行は、開始時間と走行時間が変更されるが、3クラスの決勝レースは変更がなく、予定通りに開催される。
ロンボク国際空港からサン・ミゲル・デ・トゥクマン空港までは、5機の大型貨物機を使用。計画されていたルートは、3機がモンバサ(ケニア)、ラゴス(ナイジェリア)、ブラジルを経由。2機はドーハ(カタール)、アクラ(ガーナ)を経由。
先週水曜にテクニカルストップ(給油)のためにケニアのモンバサ国際空港に着陸中、1機に問題が発生。既にサン・ミゲル・デ・トゥクマン空港に到着していた最初の1機は、他の機材を積むためにロンボク国際空港に戻る予定だったが、同日に乗り継ぎの際に技術的な問題が発生。
アルゼンチンの現地時間の木曜、午前の時点で、モンバサ国際空港に1機が着陸した状態であり、技術問題を解決するために、部品を積んだ1機が欧州から、もう1機を中東からバックアップとして派遣。夜に出発し、ラゴス、ブラジルを経由して、1日の午前にサン・ミゲル・デ・トゥクマン空港に到着予定となっている。
MotoGP 2022年第3戦アルゼンチンGP スケジュール/現地時間(日本時間)
■3月31日(金)
12時00分(00時00分):プレスカンファレンス
■4月2日(土)
08時45分(20時45分):Moto3クラス/フリー走行1(40分間)
09時40分(21時40分):Moto2クラス/フリー走行1(40分間)
10時35分(22時35分):MotoGPクラス/フリー走行1(45分間)
12時00分(24時00分):Moto3クラス/決勝レース(21ラップ)
13時20分(01時20分):Moto2クラス/決勝レース(23ラップ)
15時00分(03時00分):MotoGPクラス/決勝レース(25ラップ)
14時35分(02時35分):Moto3クラス/公式予選1(15分間)
15時00分(03時00分):Moto3クラス/公式予選2(15分間)
15時30分(03時30分):Moto2クラス/公式予選1(15分間)
15時55分(03時55分):Moto2クラス/公式予選2(15分間)
16時25分(04時25分):MotoGPクラス/フリー走行3(30分間)
17時05分(05時05分):MotoGPクラス/公式予選1(15分間)
17時30分(05時30分):MotoGPクラス/公式予選2(15分間)
■4月3日(日)
09時30分(21時30分):Moto3クラス/ウォームアップ走行(20分間)
10時00分(22時00分):Moto2クラス/ウォームアップ走行(20分間)
10時30分(22時30分):MotoGPクラス/ウォームアップ走行(20分間)
12時00分(24時00分):Moto3クラス/決勝レース(21ラップ)
13時20分(01時20分):Moto2クラス/決勝レース(23ラップ)
15時00分(03時00分):MotoGPクラス/決勝レース(25ラップ)
カテゴリー: F1 / MotoGP