MotoGP:中上貴晶、新型コロナウイルス感染でアルゼンチンGPを欠場
MotoGP ― LCR・ホンダ・イデミツは3月31日、中上貴晶が新型コロナウイルスの検査で陽性反応が検出されたことから、今週末にテルマス・デ・リオ・オンドで開催される第3戦アルゼンチンGPに欠場すると発表した。

「残念なことに、今週末にアルゼンチンで開催されるレースに参戦しません。テルマスに向けて出発する直前のPCR検査で陽性となりました」と中上貴晶はチームのリリースを通じてコメントを発表した。

「チーム、スポンサー、ファンには本当に申し訳ないです。症状はありません。気分は良いですが、とても悲しく、がっかりです。オースティンで開催されるアメリカズGPには戻りたいです」

中上貴晶は、活動の拠点スペイン・バルセロナからアルゼンチンに向けて出発する前に、義務付けられているPCR検査を受けた結果、陽性反応が検出されたことから、確認のために、さらに2度の検査を受けたが、全てが陽性だった。チームは代替を起用しないことを発表。

新型コロナウイルスが原因で欠場を強いられたプレミアクラスのライダーは、2年前のイケル・レクオナ、バレンティーノ・ロッシに続いて3人目。

先週24日に活動の拠点に置くバルセロナ郊外で、普段から取り入れているダートトラックのトレーニング中に転倒が原因で左膝の靭帯を捻挫したが、28日の検査で順調に回復していることを確認。この期間を利用して、万全な体調で復帰できるように回復に専念する。

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カテゴリー: F1 / MotoGP