F1:論争の的となっている宝飾品禁止の違反者への罰則を延期
モナコグランプリはしばしばF1の“王冠の宝石”と称されているが、F1ドライバーが着用するジュエリーの禁止についての継続的な話し合いはレースの華やかさの一部を奪う恐れがある。

マイアミグランプリの期間中、FIA(国際自動車連盟)は、F1チームがイベントの前に提出する必要がある精査文書に2つの追加条項を導入した。

これらの文章は、ジュエリーの着用に関する国際スポーツコードの項目へのドライバーの準拠を具体的に概説しており、下着はFIAの耐火基準に準拠していなければならない。

しかし、RacingNews365.com は、F1ドライバーとFIA医療委員会の会長であるショーン・ペザーブリッジ博士との間の対話が今週末のモナコグランプリでも続けられると報じている。

宝飾品の着用を管理するレギュレーションは、15年以上にわたって実施されてきた。FIA会長のモハメド・ビン・スライエムは、レギュレーションを尊重すべきというレースディレクターの立場を全面的に支持しているが、FIAは、ドライバーの個人的または宗教的性質の要求に喜んで対応している。

ショーン・ペサーブリッジと緊密に話し合っている人々の中には、7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンがいる。ルイス・ハミルトンは、宝飾品禁止の最も声高な反対者の1人だ。

したがって、この問題は、FIAの医療および安全委員会、F1ドライバー個人およびグランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)を介したドライバー、およびレースディレクターの間で、公平な解決策に真剣に取り組むための継続的な議論の対象となる。

状況を知っている情報筋によると、宝飾品禁止の施行は6月30日まで延期されるため、セッションにドライバーが宝飾品を着用または携帯した場合、今週末に罰則が科せられる可能性は低いという。

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カテゴリー: F1 / F1モナコGP / F1ドライバー / FIA(国際自動車連盟)