ミック・シューマッハ、F1での略称表記は父と同じ『MSC』
ハースF1のミック・シューマッハは、2021年のF1世界選手権のタイミングモニターで父と同じ『MSC』の略称表記で表示される。

フェラーリのジュニアドライバーであるミック・シューマッハは、今年ハースF1チームでF1デビュー。父親であるミハエル・シューマッハがベネトンとフェラーリで当時の記録である91勝を達成した後、メルセデスF1でスティントの後に2度目のF1引退をしてから9年が経過した。

ミック・シューマッハは、3月12日(金)にF1プレシーズンテスト初日の午前中のハースF1の走行を担当し、レギュラードライバーとして公式走行を実施。イニシャルが同じであるため論理的ではあるが、タイミングモニターには父であるミハエル・シューマッハと同じ、懐かしの『MSC』と表示された。

ちなみにF2時代は『SCH』と表記され、こちらもミハエル・シューマッハがフェラーリに移籍するまでの1991年から1996年までの表記と同じだった。

ミック・シューマッハは、『シューマッハ』という名前をF1に復活させることを誇りに思っており、プレッシャーではなく、頑張るためのモチベーションになっていると語る。

「シューマッハの名前を背負うことがプレッシャーだと言ったことは一度もない。これからもそんなことを言うことは決してない」とミック・シューマッハは語った。

「僕はこの名前をF1に戻せることをとてもうれしく思っている。そのことを心から誇りに思っているし、自分の名前を幸せに感じている。僕にとって、それは後押しのようなものであり、全力を尽くして、一生懸命に仕事をするための日々のミチベーションになっている」

ミック・シューマッハは、テスト初日の午前にギアボックストラブルに見舞われ、15周の走行で9番手タイムとなる1分36秒127でセッションを終了。午後からはニキータ・マゼピンがテストを引き継ぐ。

ミック・シューマッハ ハースF1

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